20代管理栄養士で年収400万超えできた理由と実践法を公開

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管理栄養士は給料が低すぎる

こう思ったことはありませんか?

私も管理栄養士として働き始めて数年は「給料が低すぎる、このまま管理栄養士を続けていくべきか?」悩んでいました。この記事を読んでいる人は、年収が300万台の方がほとんどなのではないでしょうか?

年収500万とは言わないので、せめて年収400万ほしい」そう思いませんか?管理栄養士でも、年収400万は特別なスキルがなくても目指せます。

まりすけ

私は最初こそ給料が低かったですが、20代の内に管理栄養士で年収400万円を超えを実現しました!

そこでこの記事では、私が管理栄養士でどうやって20代で年収400万円を達成したのか、その詳細についてご紹介します。

その方法について詳しく解説していますので、本当に年収を上げたい人は最後まで見てください。

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目次

管理栄養士で年収400万円は難しい?

年収400万円ってきくと、一般職の人からするとそんなに高い年収ではないですよね。でも管理栄養士は給料が低いので、管理栄養士で年収400万円を超えるには、長く働き、ある程度の経験を積む必要があります。

☟これは、管理栄養士の年齢別の平均年収です。

(参照:管理栄養士・栄養士関係|job tag|厚生労働省

 ☝これを見ると、年収が400万円を超えるのは、35~39歳ころです。しかも平均で、401万なので、何とか400万に届くかどうかのギリギリのライン。そのため、20代で400万円を超えるのはおそらく少数だと思います。

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年収400万達成までの管理栄養士の年収10年分

とはいえ「本当に20代で年収400万円いったの?ウソじゃないの?」と疑問に思う方もいると思います。そこで実際の私の新卒1年目~10年目までのリアルな年収を公開します。

リアル年収公開

年数年齢年収
1年目22歳219万円 
2年目23歳306万円
3年目24歳304万円
4年目25歳366万円 
5年目26歳363万円
6年目27歳338万円
7年目28歳315万円 
8年目29歳429万円
9年目30歳438万円
10年目31歳434万円

※この金額は、源泉徴収票の金額を記載しています。

8年目の29歳のときに、年収429万円になりました。

年収400万超えて変わった?

年収が400万を達成してからは、給料に対する不安が減り、仕事を楽しんで取り組むことができるようになりました。

管理栄養士として働き始めて、特に3年目までは給料の低さに悩むことが多く、仕事に対する不信感や、やりがいを感じられないこともありました。

しかし、給料がしっかりもらえるようになると、仕事に対する悩みは減り、多少のことは「まぁ、お金もらってるしな」と受け入れられるようになりました。

やはり、仕事に対する対価の大きさは、仕事をする上で非常に大切だと実感しています。

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年収400万超えのきっかけ

年収が400万円を超えるようになったきっかけは「転職」です。28歳、7年目のときに、委託給食会社(以下、委託①)から別の委託給食会社(委託②)に転職しました。

管理栄養士としての今までの経歴

私の経歴を簡単にまとめると次の通り。

職場
急性期病院

 22~24歳

職場
委託給食会社①

 25~27歳

職場
委託給食会社②

 28歳~

まりすけ

年収が400万に到達したのは、管理栄養士として、3つめの会社でした。

年収400万を超えたときの職場の情報は以下の通り。

職場の種類委託給食会社
勤務場所セントラルキッチン
給食運営方法ニュークックチル
給食対象病院・福祉施設

転職自体がきっかけではありますが、年収アップの最も大きな要因は「給料交渉」にありました。

実際に行った給料交渉の流れ

実際の有料交渉の流れをご紹介します。

委託②への転職は「現在の給与より下がらない」という条件で話が進みました。委託②から最初に提示された給料は月25万円でした。委託①では月21万円だったので、月収自体は十分に増加する内容でした。

しかし、委託②では「入社1年目はボーナスが支給されない」条件があったため、最初の1年目だけ年収が今までより低くなってしまうことに気づきました。

そこで、私は

まりすけ

今の給与より下がらないということでしたが、年収で見ると結果的に給与が下がってしまいます。年収が下がらないよう、金額を調整してほしい

と交渉しました。

その際、委託②から「現在の年収はいくらですか?」と尋ねられ、「残業代込みで360万円です」と答えました。

年収360万を単純に12で割った月収にすると30万円となります。正直なところ、月収30万は20代の管理栄養士にはあまり考えられない高い給料だったので、さすがにそれが通るとは思っていませんでした。

しかし、結果的に、主任の役職で残業代を含む形で月収は30万円に引き上げられました。

最初は、月25万円でも十分に給与が増えるため、年収のことを言うのは少し遠慮すべきかとも考えました。しかし、ダメ元で交渉してみようと思い切って伝えたところ、思いがけず良い結果が得られたのです。

その後、委託②に転職したおかげで月収は30万円、入社2年目の29歳の時にはボーナスも支給され、年収400万円を超える結果となりました。

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年収400万のときの管理栄養士の仕事内容は?

給料が上がると、自分には到底負えないような責任を押し付けられるのではないか?と不安になることはありませんか?転職時に提示された給料があまりにも高すぎると、本当は高い給料が魅力的なのに、逆に疑念を抱いてしまって、チャレンジできないということも正直ありますよね。

そんな不安を解消できればと思い、私が年収400万を得ていた時の勤務環境や仕事内容について解説します。

当時の勤務環境

  • 勤務時間:9時~18時
  • 残業:月平均2時間
まりすけ

残業はしたくない主義だったので、何とか勤務時間内に終わらせるようにし、残業はほぼありませんでした。

当時の具体的な仕事内容

  • 工場の立ち上げ
  • 新規顧客への説明
  • 献立作成
  • 衛生管理

細かく見ると、他にもいろいろな仕事はありましたが、代表的な仕事はこんな感じでした。

実際のところ、給料が高いからその仕事を任されたというより、たとえ給料が低かったとしても同じような仕事をしていたと思います。なので、高すぎる給料に過度に不安を感じる必要はないのかな、と思っています。

工場の立ち上げ

委託②に入社した際、セントラルキッチンの工場立ち上げを担当しました。立ち上げは初めての経験だったため、まずは失敗のリスクを最小限に抑えることを最優先にしました。そのため、採用する職種を既存のものから厳選し、顧客である病院との調整や、セントラルキッチンの従業員への周知活動を行いました。リスクを徹底的に管理しながら進めた結果、立ち上げは順調に進みました。

新規顧客への説明

新規顧客が増えた際には、具体的な食事内容や発注方法などの取引に関する説明を担当していました。この際、丁寧なコミュニケーションを心がけ、相手の不安を軽減し、良好な関係で取引できるよう努めました。また、新しい顧客の情報をセントラルキッチンの従業員にも迅速に周知し、必要であれば運用方法の考案や指示も行っていました。

献立作成

最初は勤務しているセントラルキッチンのみの献立作成を行っていましたが、その後、会社全体の献立作成や新たに立ち上げた関東工場の献立作成も担当するようになりました。顧客からの要望をできる限り反映させるよう努める一方で、現場の作業がスムーズに進むよう、作業工程を考慮した献立作成にも力を入れました。顧客のニーズと現場の声をバランスよく取り入れた献立作成をいつも心がけていました。

衛生管理

勤務しているセントラルキッチン全体の衛生管理を行っていました。具体的には、衛生書類の管理や現場への指導など。また、衛生書類のデジタル化にも取り組み、紙から電子への移行を進めたこともありました。

まりすけ

今考えると、回ってくる仕事は多かったかもしれません。ただ、工場の立ち上げは力が要りましたが、その他は一般的な委託給食の仕事内容でした。

年収アップの必須ステップ3つ

私が年収アップを実現するために行ったことをまとめると、次の3つです。

  • 実績を積み上げた
  • 転職した
  • 給料交渉をした

①実績を積み上げた

まず、経験と実績を積み上げていたことは前提として大きなポイントでした。委託会社から委託会社への転職だったため、これまでの経験が即戦力として評価され、入社前から注目されることができました。

特に、委託①ではリーダー職を任され、チーム全体を把握して指示を出す役割を担っていたことが、委託②でも強みとしてアピールできた点が大きかったと思います。

②転職した

転職は、自分をアピールし、給与アップを狙う絶好のチャンスです。今の職場では給料アップが難しくても、新しい職場ではこれまでの経験がより高く評価されることがあるからです。

特に、これまでの経験を活かせる職場に転職することで、スムーズに自己PRができ、高く評価されやすくなります。自分の強みを活かせる転職先で、給与アップのチャンスを掴みましょう。

③給料交渉をした

給料交渉は、年収アップにおいて非常に重要な要素です。交渉するかしないかで、最終的に受け取る金額が大きく変わることがあります。

実際、私も「自分には月30万は難しいだろう」と考え、最初に提示された金額をそのまま受け入れていたら、20代で年収400万には決して到達できなかったと思います。

大切なのは、自分の価値を過小評価しないこと。

自分の実績やスキルをしっかり伝え、それを基に交渉を行うことで、思いがけない評価を得られることもあります。

まりすけ

交渉をしないことは、給料アップのチャンスを逃すことになります。

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管理栄養士で年収400万円は誰でも狙える

年収500~600万になると、管理栄養士としては「ちょっと並大抵の人には難しいかな」と感じるかもしれません。しかし、年収400万は決して手が届かない金額ではありません。普通のことを普通にできる管理栄養士であればだれでも狙える金額だと思っています。

ただし、そのためには自ら行動を起こすことが必要です。ここできっかけになるのは、転職と交渉です。それができるかどうかで、このまま低い給料に悩やみ続けていくのかどうかが大きく変わってきます。

もし現在の年収が300万円台で、少しでも年収をアップさせたいと考えている管理栄養士の方は、ぜひ挑戦してみてください。

あなた

転職は挑戦できそう!でも、給料交渉はちょっと難しそう・・・

と感じる人も多いと思います。が、心配はいりません。

転職エージェントを利用すれば、求人探しや交渉を代行してくれるので、自分でやらずに給料交渉してもらうことができます。

だからこそ、誰でも挑戦することができます。まずは相談することから始めてみましょう。

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大事なのはチャンスをつかむ行動力と交渉

まとめ:年収アップの近道は転職と交渉

この記事では、私が管理栄養士で、どうやって20代で年収400万円を達成したのか、その詳細についてご紹介しました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 筆者は29歳の時に年収400万に到達した
  • 職場は委託給食会社
  • 残業は0時間で勤務環境も良し
  • 年収アップの要因は転職と給料交渉
  • 転職エージェントを利用すると負担が少ない

現在の職場では、給料アップが難しいと感じることが多いかもしれません。その点、転職は給料アップの大きなチャンスを提供してくれます。

これまでの経験を活かせる職場で自分の強みをアピールすることで、思いがけないほど大きな評価を得られることもあります。

とはいえ、転職や給料交渉に踏み出すのは勇気がいることです。

転職を考えているけれど、行動に移せていない方、まずは転職エージェントに相談することから始めましょう。

自分の市場価値を知ることで、次の一歩を踏み出す自信がつくはずです。

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