管理栄養士でも年収500万は狙える!実践方法や成功事例を徹底解説

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  • 管理栄養士でも年収500万を狙いたい
  • 実際に年収500万の人はいるの?
  • 必死に頑張るから、年収500万を目指す方法を教えて!

こういった悩みをお持ちではありませんか?一般的に、管理栄養士は給料が低いと言われています。管理栄養士という職業を選んだ時点で、高収入は諦めた方がいいのでしょうか?

実際、やりがいだけで仕事をして、給料アップを諦めている管理栄養士は多いです。このまま何も行動せずにいると、ずっと給料が低いまま働き続けることになります。

そこでこの記事では、管理栄養士が年収500万を目指す方法について調査しました。

この記事を書いた人

キャロット

  • 管理栄養士経験10年以上(病院3年、委託給食8年)
  • 栄養指導、献立作成、工場立ち上げの実務経験あり
  • 最高役職:課長補佐
  • 金に目がない、管理栄養士でも高年収をあきらめたくない
  • 転職で年収100万アップを実現

結論から言うと、管理栄養士でも年収500万は狙えます!

給料が低い管理栄養士として終わりたくない人は最後まで見てください。

目次

管理栄養士でも年収500万は狙える

管理栄養士でも年収500万は狙えます。なぜそう言えるかというと、実際に管理栄養士で年収500万超えしている人がいるからです。

▼下の棒グラフは、令和5年賃金構造基本統計調査から分かった栄養士の平均年収の推移です。

(参照:賃金構造基本統計調査 令和5年賃金構造基本統計調査|政府統計の総合窓口

定年前の55~59歳の栄養士の平均年収は548万円

キャリアを続けることで、年収500万を実現できる可能性があることが分かります。

キャロット

つまり、管理栄養士でも年収500万は夢ではありません。

しかし、☟こんな風に思いませんか?

  • 年収500万超えになるには、55歳まで待たないといけないの?
  • 55歳なんて遠すぎて待てない
  • もっと早く500万超えをしたい

分かりますよ!できるだけ早く、年収を上げたいと思いますよね!

ここで知っておいてほしいことは▼以下の通り。

  • キャリアを続ければ、年収500万超えの可能性は誰にでもある
  • しかし栄養士の年収500万超えは、時間がかかり簡単ではない
キャロット

頑張れば500万超えできるけど、とっても難しい!

年収500万円を達成している人はどんな人?

年収500万超えの管理栄養士・栄養士は、実際にいるのか?またそれはどんな人なのか?、気になりますよね。

Xでの投稿から、実際に年収500万を超えている人を調べました。

☝この方は、企業で開発業務をやっていたようですね。栄養士5年目で年収500万はすごいです。企業は給料が高いのは本当みたいです。


☝この方は、委託給食会社で働いているようです。残業はほぼ無しで、管理職として働いているため給料が高いようです。「委託は稼げるぞ!」とのつぶやきもありました。

キャロット

私も委託給食会社で働いていたので「委託は稼げる」に同感です。


☝この方は、本業(病院の管理栄養士)と副業により年収600万を達成するとのことです。副業OKの職場では、本業だけでは達成が難しい高年収も、副業を組み合わせることで実現しやすくなる可能性があります。


☝この方は、管理栄養士30代半ばで年収500万だそうですごいです!


これらを見ると、管理栄養士・栄養士で年収が500万超えの人は確かにいます!栄養士は給料が低いと言われますが、努力や戦略次第で絶対にムリではないことが分かりますね!!!

管理栄養士の平均年収は390万円

管理栄養士で年収500万の人がいることは分かりましたが、ここで今一度、現実を確認しておきましょう。

管理栄養士・栄養士の平均年収は、390万円です。

これは令和5年賃金構造基本統計調査の結果で、日本の管理栄養士・栄養士の実際の給料平均です。

詳細はこちら管理栄養士・栄養士の給料事情を徹底調査!

この年収390万は、国家資格の中でもかなり低い金額です。

管理栄養士の就職先としてトップに入る病院の、他職種と平均年収を比較しました。

(参照:職業情報提供サイト|job tag|厚生労働省

このグラフから、管理栄養士は一番年収が低いことが分かります。

キャロット

圧倒的に管理栄養士の年収が低くて悲しいですね。

なぜ管理栄養士は給料が低いと言われるのか?

では、なぜ管理栄養士は給料が低いのでしょうか?

それには▼以下の理由があります。

  • 名称独占資格だから
  • 管理栄養士の人数が多いから
  • 利益を生みだしにくいから

名称独占資格だから

管理栄養士の給料が低い理由に、名称独占という資格の種類が関係しています。

国家資格には、名称独占業務独占があります。

名称独占とは、その資格を持っていない人が資格の名称を名乗ることが禁じられている資格です。管理栄養士はこのカテゴリーに該当します。

業務独占は、その資格を持っている人だけが行える業務を取り扱う資格です。代表的な例としては、医師や看護師が挙げられます。

すごく分かりやすく簡単に言うと、

  • 管理栄養士の栄養指導は、一般人でもできる
  • 医師の診察は、医師にしかできない

極端ですが、こういった違いがあります。

名称独占は業務独占に比べて、給与水準が低めになっています。

管理栄養士の人数が多いから

管理栄養士の給料が低い理由には、人数も関係しています。管理栄養士が施設に必要な人数は1~2名であることが多く、求人はあまり多くありません。

しかし管理栄養士は毎年1万人前後誕生しており、求人に対しての人数が多いです。(参照:第38回管理栄養士国家試験の合格発表|厚生労働省

市場における需要と供給のバランスが崩れており、給料が低い状況が生まれています。

利益を生み出しにくいから

管理栄養士が給料が低い理由には、利益を生み出しにくいことが関係しています。

多くのケースで、管理栄養士の業務は利益に直結しないことが多いからです。

  • 例えば、おいしい食事を提供しても、もらえる料金が増えることはほとんどありません。特に病院では、入院患者に対する食事料金が定額で設定されているため、金銭的な変動がないのです。
  • また、栄養指導はすべての患者に必要なわけではなく、対象が限られています。そのため、他の職種と比べて利益を生む機会が圧倒的に少ないという現実があります。

こういった理由により、管理栄養士は給料が低い水準となっています。

詳細はこちら管理栄養士の給料が低い理由

年収500万を目指すための方法

では、管理栄養士が年収500万を目指すためにはどうすればいいのでしょうか?

年収500万を達成するには、▼以下の3パターンがあります。

  • 本業だけで年収500万を目指す
  • 本業+副業で年収500万を目指す
  • フリーランスで年収500万を目指す

本業だけで年収500万を目指す

管理栄養士が年収500万を目指す方法として、まずは本業だけで年収500万を達成する方法があります。この場合、▼次のポイントが超重要です。

  • 職場選び
  • 管理職を目指す
  • 専門性を上げる

これらを抑えることで、本業で年収500万が見えてきます。今の職場で年収500万を目指す場合は、▼以下の内容を満たしているか考えてみましょう。

  • 年収500万が可能な職場か?
  • 管理職がある職場か?
  • 専門性を評価してもらえる職場か?

元々の給料水準が低い職場では、いくら頑張っても年収500万は狙えません。管理職がない・専門性が重視されない職場も給料が上がりにくいです。

本業で年収500万円を達成するためには、
その目標を実現できる環境に身を置き
周囲と差別化できるスキルや強みを身につける(管理職や専門性)ことが求められます。

キャロット

年収500万が目指せる職場の具体例は下の章で紹介します。

本業+副業で年収500万を目指す

本業だけで年収500万円を達成するのが難しいと感じる方は、副業を取り入れることで高年収を目指すことができます。

しかし、管理栄養士の職場では副業禁止のところも多いため注意が必要です。

キャロット

実際に私が勤務していた病院や委託給食会社でも、副業は禁止されていました。

最近では副業OKの職場も増えていますが、就業規則をしっかり確認することが重要です。

また、副業をしてもバレないとネットでは言われていますが、リスクがゼロというわけではありません。副業を行う際は自己責任で慎重に行いましょう。

一般的におすすめされている副業には以下のようなものがあります。

  • せどり
  • 動画編集
  • プログラミング
  • ウェブデザイン
  • ハンドメイド
  • 動画配信
  • ブログ・アフェリエイト
  • コンテンツ販売
  • コンサルタント

管理栄養士を活かせる副業であれば、以下のようなものがおすすめされています。

  • Webライター
  • 食事指導(ダイエットなど)
  • 特定保健指導
  • 健康系記事の監修
  • 栄養価計算

例えば、本業で年収400万円の場合でも、副業で月8万円程度を得ることができれば、本業と副業を合わせて年収500万円を達成できます。

プライベートの空き時間を有効に活用できる方に、副業はおすすめです。

管理栄養士の場合、本業だけで年収500万円を目指すよりも、副業を組み合わせた方が、年収500万円を狙いやすいかもしれません

☟Xでもこういった意見がありました。

管理栄養士の副業について詳しくはこちら

フリーランスで年収500万を目指す

フリーランスとして独立し、年収500万円を目指す方法もあります。フリーランスの管理栄養士は、案件ごとの報酬が高いため、高収入を得ることが可能です。

しかし、いきなり会社員を辞めてフリーランスとして独立するのは難しく、リスクも大きいです。

独立は▼以下の順番で行うのが安全です。

  • まずは小さい副業からスタート
  • 副業の規模を大きくしていく
  • 副業で本業の収入を超えたら独立

実際のフリーランス管理栄養士の仕事内容には、▼以下のようなものがあります。

  • 特定保健指導や高齢者訪問、疾病管理指導
  • 栄養や健康に配慮したレシピ制作
  • 料理教室の開催
  • 食や栄養に関するWebライター業務
  • 栄養や食に関するセミナーでの講師
キャロット

ちなみに、私は業務委託で広報活動などを行っています!(年収はまだまだです…!)

フリーランスとして成功するには、自分で仕事を取ってくる積極性と、これまでの実績が不可欠です。収入が安定しづらいため、ある程度の見込みがないと年収500万円を達成するのは難しいでしょう。

それでも、X(旧Twitter)では☟こんなつぶやきもありました。

特化したスキルを持ち、企業から業務委託を受けることができれば、年収は無限の可能性を秘めています。フリーランスには、大きな夢とチャンスがあります!!

管理栄養士が年収をアップさせる方法

管理栄養士が年収500万円を目指す場合、いっきに年収500万超えすることは難しいです。

徐々に給与をアップさせていくプロセスを踏む必要があります。

管理栄養士が年収アップさせる具体的な方法は▼以下の通りです。

  • 高収入の職場へ転職する
  • 給料交渉する
  • 専門性のスキルを磨く
  • 昇進を目指す
  • 長く勤める

特に給料を上げるために一番重要なのが、高収入の職場へ転職することです。

残念ながら管理栄養士は、給料が低い職場が多くあります。

元々給与水準が低い職場では、どんなに努力しても年収を大きく上げるのは難しいです。そのため、高年収を実現できる職場に移ることが、年収アップへの近道です。

高年収が狙える職場についたら、専門性を高めます。スキルを磨き、昇進を目指し、長く勤めることで、給与アップをしていきます。

着実にキャリアを積み重ねていくことが、最終的には大きな成果に繋がります。

詳しくはこちら管理栄養士の給料アップ法

年収500万を目指せる職場とは?

管理栄養士が年収500万円を目指すには、年収500万が狙える職場を選ぶ必要があります。

それには規模の大きな職場を選ぶことをおすすめします。

▼下の表は、規模別の年収を示したものです。

(参照:賃金構造基本統計調査 令和5年賃金構造基本統計調査|政府統計の総合窓口

このグラフより、年収をアップさせるためには、企業規模が大きい職場を選ぶことが有効だと言えます。

大企業の目安は、従業員数が1000人以上の企業です。

年収500万円を目指せる具体的な職場としては、▼以下のような職場が挙げられます。

  • 大規模病院
  • 食品関係の企業
  • 給食委託会社
  • 公務員

転職先を選ぶとき、これらの職場から選ぶことで高年収を狙える確率が上がります。

詳しくはこちら管理栄養士の給料が高い職場

年収500万を目指すために必要なこと

管理栄養士が年収500万円を目指すために、押さえておくべきポイントがあります。▼次の3つの項目です。

  • 実績の積み重ね
  • コミュニケーション力を高める
  • キャリアプランを立てる

実績の積み重ね

年収をアップさせるためには、まず実績を積むことが不可欠です。そもそも管理栄養士としての専門的な実績がなければ、交渉や転職をしても給料アップには繋がりません。

そのため、管理栄養士としての経験が少ない場合や、今まで重要な仕事を任されたことがない場合は、まずは基本的な業務から。基礎や土台をしっかりさせることが大事です。

例えば、以下のような業務があげられます。

  • 栄養指導
  • 栄養管理
  • 献立作成
  • 調理業務
  • 発注業務
  • 衛生管理

職場によって仕事内容は変わるので、これらすべてを網羅する必要はないですが、基本的な業務を確実にこなした上で、給与やキャリアアップを目指すことが出来ます。

コミュニケーション力を高める

管理栄養士が年収をアップさせるためには、コミュニケーション力は欠かせません。

なぜかというと、医師やその他の医療職、厨房スタッフとの連携、業者や患者さんとのやり取りなど、さまざまな場面でのコミュニケーション力が求められるからです。

キャロット

実際に私は管理栄養士として10年以上働き、コミュニケーションの大切さを実感しました。

コミュニケーション力は、どの職場で働いても管理栄養士にとって重要で欠かせないスキルです。

管理栄養士のコミュニケーション能力

キャリアプランを立てる

キャリアプランをしっかり立てることも、管理栄養士が年収500万円を目指す大切な要素です。ゴールを設けずにやみくもに働くだけでは、目標に到達するための道筋が分からなくなってしまうからです。

例えば、▼以下のような具体的なキャリアビジョン持つことが大事です。

  • 年収を500万にする
  • 特定の分野の専門性を深めていく
  • 今の職場で管理職を目指す

自分のキャリアの方向性を明確にすることで、やるべきことが見えてきます。実現のステップを踏んでいくことが、最終的な年収アップに繋がります。

管理栄養士のキャリアプランの立て方

まとめ:年収500万は行動次第で狙える

この記事では、管理栄養士が年収500万を目指す方法について解説しました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 管理栄養士でも年収500万は狙えるが簡単ではない
  • 本業で年収500万を狙うなら職場選びは重要
  • 給料を上げる手っ取り早い方法は転職
  • 本業だけでは難しい場合は副業も検討する
  • 実績やコミュニケーション力、キャリアプランが重要

給料が低いと言われている管理栄養士でも、行動次第で年収500万は目指せます。

まずは今の職場で年収500万が目指せるか考えてみて、必要であれば行動を起こしましょう。

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