- 副業をしてみたいと思っているんだけど…
- 管理栄養士ならWebライターができるって本当?
- Webライターの始め方を詳しく知りたい!
こういったお悩みをかかえていませんか?
管理栄養士として副業を考えるとき、どんな仕事を選ぶかは重要なポイントです。資格を活かして、在宅でできる副業を探している方も多いでしょう。そんな管理栄養士におすすめなのが、Webライターの仕事です。
そこでこの記事では、管理栄養士の副業にWebライターがおすすめな理由と始め方を解説します。

キャロット
- 管理栄養士経験10年以上(病院3年、委託給食8年)
- 栄養指導、献立作成、工場立ち上げの実務経験あり
- 最高役職:課長補佐
- 金に目がない、管理栄養士でも高年収をあきらめたくない
- 転職で年収100万アップを実現
副業でしっかり稼げるようになりたい人は、最後まで読んでください。
管理栄養士のWebライターの仕事内容

管理栄養士のWebライターの仕事にはどんな内容のものがあるか気になりますよね。実際にあったWebライターの仕事を元に、案件例をいくつかご紹介します。
食・栄養・レシピに関する記事執筆

食・栄養・レシピに関する記事執筆では、指定されたテーマとキーワードに沿った内容の記事を作成します。
実際にあったコラム作成の依頼内容は▼以下のような感じ。
ホームページの食・栄養に関するコラム作成
- ジャンル:食・栄養・オーガニック・ビーガン・添加物
- テーマとキーワードと大まかな構成を基にした記事執筆
- 文字単価0.5~1円:1記事1000~1500円(1500字程度)
薬局のポータルサイトでのコラム作成
- 掲示するテーマに沿って3000文字以上の記事作成
- テーマ:健康食品・ダイエット・プロテインなど
- 管理栄養士として執筆経験がある方
- 実名と顔写真を掲載可能な方
- 文字単価1.3円
ベビー&キッズのWebサイトのライター募集
- 指定キーワードからの構成、記事作成、画像選定、記事監修
- テーマ:離乳食・離乳食のレシピ・ベビー関連課題解決系記事
- 1記事2000文字以上
- 文字単価2.5円(1記事あたり5000円)
健康食品・栄養・レシピなどのコラム記事監修

健康食品・栄養・レシピなどの記事の監修をする仕事もあります。
実際にあった記事監修の依頼内容は▼以下のような感じ。
健康食品、栄養、レシピ等に関する記事の監修
- 内容が正しいかどうかの確認
- 適切でない文章は正しく修正
- 管理栄養士としてのアドバイスがあれば記載
- 監修者として顔写真/プロフィールの掲載
- 文字単価1円が目安(最低1記事3,000円~)

どれも管理栄養士の資格が必要な仕事です。食に関する専門的な知識が活かせますね。
管理栄養士がWebライターをするメリット6つ


管理栄養士がWebライターをすると以下の6つのメリットがあります。
- 収入を上げることができる
- 管理栄養士の資格を活かせられる
- 専門性があるため文字単価が高い
- 知識やスキルを磨くことができる
- 在宅で仕事ができ子育て世代にぴったり
- 初期費用が掛からない
収入を上げることができる


まず、Webライターの副業を始める最大のメリットは、収入を増やせることです。管理栄養士として働いている中で、給料が低くて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
副業としてWebライターを始めることで、本業以外の収入源を増やすことができます。本業で月収を1万円上げるより、副業で1万円得る方が、実現しやすい場合が多いです。
管理栄養士の資格を活かせられる


管理栄養士がWebライターとして働くメリットのひとつは、資格を活かせることです。新しいことを学ぶよりも、今持っている資格を活かして仕事をしたいと考える方は多いですよね。
Webライターであれば、管理栄養士資格必須の仕事も多いため、資格や経験、知識を活かしながら仕事をすることができます。
専門性があるため文字単価が高い
管理栄養士がWebライターとして働くメリットに、文字単価が高いことがあります。実際に、上で紹介した仕事内容では、1円以上の文字単価が多かったと思います。
資格がない場合、初心者は0.5円スタートとなることも少なくありません。資格があるため稼ぎやすいという大きなメリットがあります。
知識やスキルを磨くことができる


管理栄養士がWebライターをするメリットに、知識やスキルを磨けることがあります。副業をするなら、できるだけ本業にも役立つ方が良いですよね。
Webライターなら、執筆時に調べることが必須なので、普段の業務では学べない管理栄養士の新たな知識が得られます。本業にも良い影響を与えることも多いでしょう。
在宅で仕事ができ子育て世代にぴったり


管理栄養士がWebライターとして働くメリットのひとつは、在宅で仕事ができる点です。管理栄養士は女性が9割の職種で、子育て世代の方も多いですよね。
Webライターであれば、自宅で仕事ができるため、仕事と家庭の両立がしやすくなります。
初期費用がかからない
管理栄養士がWebライターとして働く大きなメリットのひとつは、初期費用がほとんどかからないことです。
多くの人が既にこれらを持っているため、特別に新しいものを用意する必要がなく、思い立ったらすぐに始めることができます。
管理栄養士がWebライターをするデメリット2つ


管理栄養士がWebライターをするには、いくつかのデメリットも存在します。
実名と顔写真公開が必要な場合も多い


管理栄養士が応募できるWebライターの案件には、実名や顔写真の公開を求められるものが多いです。これに抵抗がある方にとっては、デメリットとなることもあります。
しかし、案件によっては公開を求められないものもあるため、自分に合った案件を選ぶことで回避することができます。
初心者は案件を取るのが難しい
初心者にとって、最初は案件を獲得するのが難しいというデメリットがあります。応募しても選ばれなければ仕事を得ることができません。そのため、最初は案件を獲得するまで苦戦することも多いです。
しかし、これは管理栄養士に限らず、初心者のWebライターが必ず通る道です。諦めずに取り組みましょう。
管理栄養士のWebライターの始め方【6つのステップ】


実際に、管理栄養士がWebライターを始める方法を解説します。以下の6つのステップに沿って進めていきましょう。
- 作業環境を整える
- クラウドソーシングサイトに登録する
- プロフィールを入力する
- 案件に応募する
- 受注、記事を作成する
- 納品する
作業環境を整える
まずは作業環境を整えましょう。必要なものは以下の2つです。
- パソコン(高機能じゃなくOK)
- ネット環境
インターネットを使って案件を探すのでパソコン・ネット環境は必須です。
クラウドソーシングサイトに登録する
インターネット上で仕事の発注と受注を仲介するサイト(クラウドソーシングサイト)に登録しましょう。Webライターの仕事は主にここから受注することが多いです。
クラウドソーシングサイトは▼以下の2つがおすすめ。
クラウドワークス- ランサーズ
プロフィールを入力する
登録後はプロフィールの入力が必要です。管理栄養士のライターは多数いるので、他の人のプロフィールを参考にしながら、自分らしい内容を作成しましょう。
案件に応募する
案件を検索して、応募したいものを探しましょう。「栄養士」や「食」などのキーワードで検索すると、管理栄養士に向いている案件が見つかります。その中から、自分ができそうな仕事に挑戦してみてください。
案件によっては、テストライティングが求められることがあります。受注のためには必要なステップなので、しっかり取り組みましょう。ただし、テストライティングで不採用になることもありますが、落ち込む必要はありません。次の案件にチャレンジしましょう!
受注、記事を作成する
受注が決まったら、いよいよ記事作成に取り掛かります。案件ごとのマニュアルに従うことが大切です。また、他の記事をコピー&ペーストすることは絶対に避けましょう。
不明点や相談ごとがあれば、遠慮せずに必ず相談しましょう。
納品する
記事が書けて、問題がなければ納品しましょう。納品前に、誤字脱字や内容の確認をしっかり行うことが大切です。



始めることができたら、④~⑥を繰り返し、実績を積んでいきましょう。
Webライターに向いている管理栄養士の5つの特徴


次の5つに当てはまる管理栄養士はWebライターに向いています。
- 文章を書くことが好き、または抵抗がない
- 学び続ける姿勢がある
- 自己管理ができる
- フィードバックを前向きに受け入れられる
- 報告・連絡・相談を徹底できる
文章を書くことが好き、または抵抗がない
文章を書くことが好きな人、または抵抗なく取り組める人はWebライターに向いています。
Webライターの仕事では、2000文字以上の記事執筆が求められることが多く、場合によっては1万文字以上が必要になることもあります。
ライターを継続的できるかどうかは、文章作成に抵抗がないことが重要です。
学び続ける姿勢がある


Webライターは、記事執筆の依頼を受けると、自分があまり詳しくない分野についても調べながら執筆する必要があります。そのため、幅広い分野に対応できる学びの姿勢が求められます。
特に管理栄養士の業界では、日々新しい情報が更新されるため、知識を常にアップデートしていくことが不可欠です。
自己管理ができる


Webライターには、自己管理能力が欠かせません。なぜなら、案件ごとに決められた納期を守る必要があるからです。
たとえ本業が忙しくなり、副業の時間が取りにくくなったとしても、納期は守らなければいけません。
そのため、自己管理ができ、計画的に作業を進められる人がWebライターには向いています。
フィードバックを前向きに受け入れられる
記事を執筆すると、内容に関して指摘や修正のフィードバックを受けることがあります。そのフィードバックを前向きに受け入れる姿勢が大切です。
指摘を必要以上に気にしたり落ち込んだりせず、改善点を次に活かせる人は向いています。
報告・連絡・相談を徹底できる


Webライターは、報告・連絡・相談がしっかり行える人が向いています。案件を受けて勧める仕事なので、自分で勝手に判断したりすることがないよう、こまめな確認や相談が必要になります。
Webライターに向いていない管理栄養士の3つの特徴


Webライターに向いていない管理栄養士は次の3つに当てはまる人です。
- 継続力がない
- 一人でコツコツ作業をするのが苦手
- プライドが高い
継続力がない


継続力がない管理栄養士は、Webライターに向いていないかもしれません。なぜなら、Webライターの仕事は長期的に続けることで実績を積み、成長できる仕事だからです。
すぐに飽きて辞めてしまう人は、安定した案件を獲得できず、最終的に続かなくなる可能性もあります。
一人でコツコツ作業をするのが苦手


一人でコツコツ作業をするのが苦手な管理栄養士は、Webライターに向いていないかもしれません。
Webライターの仕事は基本的に個人作業が多いです。自分で集中して進めることが苦手だと、仕事の進行に難しさを感じることがあるでしょう。
プライドが高い


プライドが高い管理栄養士も、Webライターには向いていないかもしれません。なぜなら、自分が書いた記事に対してフィードバックを受け入れ、改善していく姿勢が求められるからです。
指摘に柔軟に対応できないと、成長できず、継続的な案件を得ることも難しくなるでしょう。
管理栄養士がWebライターを始めるときの注意点


管理栄養士がWebライターをする時、注意したいポイントがあります。以下の内容に気を付けましょう。
健康や栄養の誤情報に注意
管理栄養士がWebライターをするなら、管理栄養士として正しい知識を提供する責任があります。
誤った情報を広めないように、慎重に執筆することが必要です。
健康食品は薬機法に注意


健康食品を紹介する際は、薬機法に注意する必要があります。薬機法に違反すると、広告や販売に関するトラブルが発生する可能性があるからです。
特に注意すべき点は、健康食品が「病気の予防」や「治療」効果があるといった表現を使用しないことです。これらの表現は、医薬品と誤解される可能性があり、薬機法に抵触する恐れがあります。
健康食品の効果や効能については、適切な範囲で表現し、過剰な誇張を避けることが重要です。
Webライターとして健康食品に関する記事を書く場合は、薬機法に配慮し、適切な表現を心がけるようにしましょう。
まとめ:管理栄養士の副業にはWebライターがおすすめ


この記事では、管理栄養士の副業にWebライターがおすすめな理由と始め方を解説しました。
要点をまとめると以下の通り。
- 管理栄養士がWebライターをすると資格が活かせる
- 資格があるため文字単価が高くなりやすい
- 食の分野の知識やスキルが深められる
- 実名と顔写真公開を求められることが多いので注意
- 文章を書くことが好きな人は向いている
- 健康食品は薬機法に注意が必要
管理栄養士がWebライターをすることは多くのメリットがあります。
副業で収入を増やしたいと考えている人で、文章を書くことに抵抗がない方は、ぜひ一度挑戦してみてください。
まずはクラウドソーシングサイトで、実際にどんな案件があるか見てみることがおすすめです。

