- 管理栄養士の面接に行くんだけど…
- 服装は何に気を付ければいいんだろう？
- 印象が良くなる身だしなみを教えて！
こんな悩みを抱えていませんか？
面接前に「どんな服装がふさわしいのか」と悩むことはよくありますよね。服装を間違えてしまうと、第一印象に影響が出ることも。特に管理栄養士の面接では、清潔感がとても大切です。
そこで、この記事では、管理栄養士の面接時にふさわしい服装や注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
キャロット
- 管理栄養士経験10年以上（病院3年、委託給食8年）
- 栄養指導、献立作成、工場立ち上げの実務経験あり
- 最高役職：課長補佐
- 金に目がない、管理栄養士でも高年収をあきらめたくない
- 転職で年収100万アップを実現
絶対に失敗したくない面接を控えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
管理栄養士の面接時の服装
管理栄養士の面接時の服装で最も重要なのは、清潔感です。なぜなら、管理栄養士は食品を扱う職業であり、衛生面に対して指導する立場だからです。
そのため、面接の服装にも清潔感をしっかりと反映させる必要があります。
スーツはパンツスーツがおすすめ
服装は基本的にスーツを選ぶのが無難です。色は黒・紺・グレーを選びましょう。少しストライプ柄などが入っていても問題ありませんが、派手な柄のスーツは避けるようにしましょう。
女性の場合、スカートかパンツかで悩むこともあるかもしれませんが、持っていればパンツをおすすめします。企業や給食会社などでは、面接後に現場見学をすることがよくあります。応募先にもよりますが、見学時にスカートだとあまり良く思われないことがあるためです。
なぜかというと、スカートはパンツに比べて露出が多くなってしまうからです。厨房や食品工場などでは衛生管理が非常に厳格で、髪や体毛の毛一本でも出ていると嫌がられます。そのためスカートよりもパンツがオススメです。
キャロット実際に、食品工場の見学で「パンツが良い」と言われました。
インナーは白いシャツやブラウス
スーツの下に着るインナーは、シャツやブラウスなどが最適です。色は白や淡い色を選ぶと、清潔感があり好印象を与えます。胸元が開きすぎないデザインのものを選ぶことも大切です。
冬の場合は、ニットでも問題ありませんが、Tシャツは避けるようにしましょう。Tシャツはカジュアルすぎて面接には不向きです。
靴はシンプルなパンプス
靴は、シンプルなパンプスを選ぶのがベストです。ヒールの高さは3～5㎝程度が理想とされています。高すぎたり低すぎたりすると、カジュアルな印象を与えてしまうので注意が必要です。
かばんは装飾の少ないものにする
かばんはスーツに合うシンプルで装飾の少ないものを選びましょう。色は、黒やブラウンなどの落ち着いたトーンがおすすめです。履歴書などの書類を持参するため、Ａ4が入る大きさが望ましいです。
髪が長い人はまとめよう
髪型は清潔感を大きく左右するポイントなので、しっかり気を配りましょう。特に女性で髪が肩より長い場合は、まとめる方が好印象です。
髪の色については、明るすぎない程度に抑え、病院などの応募先には落ち着いた色合いが最適です。また、前髪が目にかからないように気をつけることも大切です。
メイクはナチュラルに
女性のメイクは、マナーの一部として大切なポイントです。ですが、濃すぎるメイクは避け、ナチュラルな仕上がりを心がけましょう。顔色を明るく見せるために、血色感を意識したメイクをすると、より良い印象を与えます。
その他の身だしなみにも注意
▼その他の身だしなみにも十分な注意が必要です。
- アクセサリー：結婚指輪や腕時計程度にとどめましょう。
- 爪：つけ爪やマニキュアは避け、爪は短く整えましょう。特に厨房業務は爪が長いと良く思われないことが多いです。
- カラコン：つけない方が無難です。
- 香水：香水は控えめか、つけない方が良いでしょう。特に食品業界などでは、匂いが移る可能性もあるため、強い香りが嫌がられることが多いです。
- つけまつげやエクステ：これらは避けるべきです。食品系の職場では、異物混入のリスクを避けるため、外れる可能性があるものは基本的に禁止されている場合が多いです。
面接前のチェックポイント
面接前には、▼以下のチェックリストを確認することをおすすめします。
| 服装の確認 | スーツにしわや汚れがないか |
| インナーやシャツの襟元がきちんと整っているか | |
| スカートやパンツの丈が適切か、裾の乱れがないか | |
| 靴に汚れや傷がないか | |
| 髪型の確認 | 髪が整っているか、まとまりがあるか |
| 顔周りに髪の毛がかからないようになっているか | |
| メイクのチェック | メイクがナチュラルで過度でないか |
| アクセサリーを控えめになっているか | |
| その他の身だしなみ | 爪は伸びていないか |
| 香水は控えめか | |
| 持ち物の確認 | かばんがシンプルで装飾が少ないか |
| 必要な書類（履歴書、職務経歴書など） | |
| 筆記用具なども持参する | |
| 身だしなみの最終チェック | 鏡で全身をチェックして、姿勢や服装に乱れがないか再確認 |
| 口臭や体臭をチェックして、清潔感を保つ |
季節別の服装の注意点
季節に応じた服装の注意点もありますので、しっかり確認しておきましょう。
夏でもジャケット
夏はスーツのジャケットを着るかどうか悩むこともあるかもしれませんが、基本的には指定がない限りジャケットを着用するのがベストです。ただし、クールビズなどの指定がある場合は、ジャケットを羽織らなくても問題ありません。
冬のコートは落ち着いたデザインにする
冬はスーツの上にコートを羽織ることが多いと思いますが、そのコートも落ち着いたシンプルなデザインのものを選びましょう。また、コートは室内に入ると脱ぐことになるかと思いますが、脱いだ際にはきちんと畳んで置くことも大切です。
冬の服装で注意したい点は、毛糸やモフモフした動物のような毛がついた衣類です。食品工場などでは異物混入を防ぐため、こういった衣類を避けるようにしている職場もあります。毛が抜けやすい衣類はなるべく控えた方が無難です。
現場見学に入る際の服装にも気を付けよう
管理栄養士の転職では、面接後に調理場などの現場見学が行われることがあります。現場では異物混入防止に細心の注意が払われているため、見学だからといって油断せず、服装には十分に気を付けましょう。
現場見学時に気を付けておきたいポイントをいくつかご紹介します。
髪の毛は一本も出さない
衛生エリアに入る際は、髪が落ちないように帽子やネットを着用することが一般的です。このとき、髪の毛が1本も外に出ないように十分に気を付けてください。
髪は完全に帽子やネットの中に収めるように注意してください。
白衣はきちんと着用できているか
衛生エリアに入る際は、白衣を借りて着用することが一般的です。ジッパーやボタンはしっかりと閉め、服がはみ出さないように気をつけて、きちんと着用しましょう。
手洗いをしっかりする
現場に入る前には、必ず手洗いを行う必要があります。厨房や食品工場などでは、手洗いマニュアルが設置されていることが多いです。菌を持ち込まないためにしっかり手洗いすることが大事なので、もしマニュアルが貼られていたら、それに従いましょう。
エリアによる靴やスリッパの履き替えに注意
現場内では、衛生エリアが区分けされていることが多く、場合によっては靴やスリッパの履き替えがあります。履き物が置かれている場所があれば、そのエリアでは履き替えが求められている可能性があるので、注意が必要です。
厨房や食品工場などではこれらの衛生面への配慮がとても大事になります。管理栄養士であれば知っていて当然の内容なので、よく注意しましょう。
まとめ：管理栄養士に大事なのは清潔感
この記事では管理栄養士の面接時の服装について解説しました。
要点をまとめると以下の通り。
- 管理栄養士は清潔感が大事
- 異物混入のリスクになるものは身につけない
- 現場見学の際も服装に注意する
管理栄養士の面接では、清潔感のある服装と身だしなみが欠かせません。
特に、給食会社や食品工場への応募を考えている方は、今回ご紹介したポイントをしっかり押さえておくことをおすすめします。
身だしなみにも気を配り、自信を持った服装で面接に臨めば、より良い印象を与えられますよ。頑張ってください！
