・委託栄養士の仕事がきつい
・明日、仕事にいきたくない
・仕事を辞めたい
こういった悩みを一人でかかえていませんか?
その気持ち、わかります。私は2社の委託給食会社で管理栄養士として働いていました。そのため、委託給食のつらい現状を何年も経験してきました。
こんな毎日を繰り返していると、肉体的だけではなく、精神的にもしんどくなってきますよね。
委託の管理栄養士、つらい時は辞めても大丈夫ですよ!
ここでは私の委託給食の経験をもとに、辞めたいと思った委託栄養士さんが今の状況から抜け出せる解決法を書きました。
委託の管理栄養士の仕事に、毎日悩んで、つらい思いをしている人は最後まで読んでください。
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管理栄養士が委託給食を辞めたい理由
私は委託給食を2社経験していますが、その内1社目の委託給食では常に「辞めたい」と思っていました。
委託の管理栄養士が辞めたいと思う理由、挙げるときりがありませんが大きくまとめると、ほとんどがこの3つだと思います。
- 人間関係が悪い
- 身体的にしんどい
- 給料が低い
それぞれ具体的に説明します。
人間関係が悪い
委託給食は人間関係が悪い現場、たくさんありますよね。上司との関係もそうですし、先輩・同僚・後輩・パートスタッフなど。女性が多く、常に時間に追われる仕事なので、人間関係は本当にギスギスしやすいです。
私も上司との関係に毎日悩んでいました。上司は調理師だったので、何か問題が起きるとすべてを管理栄養士の責任と考える人でした。例えば材料費が高くなったり、現場のスタッフの残業が増えたり、クレームが来るのはすべて「管理栄養士の管理不足」として責められました。
怒鳴られることも日常茶飯事で、こういった状況では自然と周りの人間関係も悪くなっていきます。みんな「自分は怒られないように…」と助け合う風土がなくなっていくからです。
委託給食ではこういった人間関係が悪い職場がたくさんあります。
身体的にしんどい
委託管理栄養士の現場は、身体的にハードで辞めていく人も多いです。
- 朝から夜まで立ちっぱなし
- 業務量が多すぎる
- 休憩時間が取れない
- 常に時間に追われている
- 人がどんどん辞めていく
- 残業が多すぎる
私が働いていた委託給食も、このような理由から長時間労働が続き、身体的にしんどく辞めたいと思うことが多くありました。委託給食といえば、こういった現場は多いのではないでしょうか?
仕事中心の生活になり、プライベートがなくなってしまうと長く続けるのは難しいですよね。
給料が低い
給料が低いのも、辞めたい原因の大きな1つです。長時間働いているのに給料が少ないと精神的にもしんどくなってきます。とくに残業がサービス残業になっている現場は最悪です。
管理栄養士の職場は、残念ながら未だにサービス残業の現場ありますよね。長時間労働なのにサービス残業だと、心身ともにストレスが多すぎて辞めたいと思わざるを得ません。
このような理由で委託を辞めたい管理栄養士さんは多いはず・・・。
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つらい委託管理栄養士を辞めてよかった理由
委託管理栄養士、つらいと思ったら辞めても大丈夫ですよ。私も本当に仕事がつらすぎて、人生を楽しめてないことに気づき、委託を1度辞めたんです。
いざ辞めてみると、「本当に辞めてよかった」と感じました。
その理由は以下の通りです。
つらい人間関係から解放された
まずは、つらい人間関係から解放されたことが一番良かったです。人間関係はどうしても精神的なストレスを感じてしまいます。昨日まで悩みの種だった上司ともう会わなくても良い嬉しさは、開放感がすごかったです。
- これからも、また新しい人間関係に悩まされるかもしれない。
- それでも、これまでの人間関係ほどひどいものは、そうそうないだろう。
- 本当に辞めてよかった。
そう思えました。
長時間労働がなくなり、プライベートも楽しめる余裕ができた
辞めたことで、プライベートを楽しめる余裕ができました。それまでは1日3時間以上の残業が続く職場で、毎日家に帰るのが夜の9時頃でした。そのため、家に帰ったら、ご飯を食べて、お風呂に入って、すぐ寝る、ことしかできていませんでした。
しかし辞めてからは夕方6時半には家に帰れるようになり、家でゆっくりできたり、仕事終わりに予定を入れたりと、プライベートを楽しむ余裕がうまれました。
給料に対する不満が減った
給料に対する不満も減りました。それまでは残業をしてもサービス残業になっていたので、仕事量と給料がつりあっておらず、かなり不満を感じていました。
しかし、転職をしたことでサービス残業ではなくなり、自分の行った仕事がきちんと評価してもらえることに喜びを感じました。
つらい委託管理栄養士、本当に辞めてよかったです。
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委託管理栄養士を辞める前に考えたいこと
つらい委託管理栄養士は、今すぐにでも辞めてOKだと思っています。しかし、辞める前に、
以下のことをよく考えてみましょう。
辞めたい理由は経験不足ではないか?
辞めたい理由が経験不足からきている場合は、委託管理栄養士を辞めることを一度考え直した方が良いかもしれません。なぜなら、経験不足が原因の退職は、次の職場でも同じような理由で辞めてしまい、結果的に辞め癖がついてしまう可能性もあるからです。
委託管理栄養士としての経験は積めている?
辞める前に、委託管理栄養士としての経験を積むことができているか、一度考えましょう。
給食管理は管理栄養士としての基礎になる仕事です。委託給食でしっかりと経験を積めていると、次の転職でキャリアアップを狙える可能性も出てきます。
☝具体的な委託管理栄養士の仕事はこんな感じですね。もしまだできることが少ない場合は、もう少し経験を積んだ方が良い場合もあります。
少なくとも、自分が何ができるかは把握しておきましょう。
委託管理栄養士を辞めて後悔しないか?
委託管理栄養士を辞めて後悔しないか?はもう一度、考えてみてください。中には、「せっかく就職できた会社だったのに…」「もう少し頑張ってみればよかった…」と後悔してしまう人もいます。
私も、辞めるとき「自分は絶対に後悔しない」と言い切れたタイミングで転職しました。
委託管理栄養士を辞めて後悔する人は少ないかもしれませんが、それでも転職は人生にとって大きな選択なので一度きちんと考えてみましょう。「絶対、後悔しない!」と胸を張って言えれば大丈夫です!
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委託管理栄養士を辞めた後の転職先
委託管理栄養士をを辞めた後、次に考えなければいけないことは転職先です。大きく分けて下の3つのパターンがあります。
- 再び委託管理栄養士になる
- 管理栄養士の委託以外の職場
- 管理栄養士じゃない仕事
再び委託管理栄養士になる
せっかく委託管理栄養士を辞めたのに、また委託管理栄養士?!と思う人もいると思います。しかし、今までと同じような業務内容の職場は、最も転職しやすい職場と言えるので、ここでは選択肢としてあげました。
こういう私も、実は「委託→委託」に転職した管理栄養士です。
1つの委託給食を経験した人が、すべての委託給食が悪いように言っているのは、ちょっと違うな、と感じています。職場や組織が変われば、仕事環境はかなり変わります。委託でも働きやすい職場はあります。
なぜこのように言い切れるかというと、私は委託→委託に転職してとても良かったからです。
具体的には、
- 今までの委託の経験を評価してもらえた
- 給料の大幅アップに繋がった
- 入社後も仕事に慣れるのが早かった
- 今までの知識がとても役に立った
私は委託の仕事自体は好きだったので、再び委託へ転職しました。病院などよりも調理系の仕事の方が好きな管理栄養士もいますよね。委託の仕事が嫌いだから辞める訳ではない人は、再び委託管理栄養士になることは、キャリアアップにも繋がるのでおすすめです。
実は私、委託→委託への転職で給料が大幅にアップしました。その詳細については☟こちらの記事で確認できます。
20代管理栄養士で年収400万超えできた理由と実践法を公開
管理栄養士の委託以外の職場
委託給食の経験を活かして、委託以外の管理栄養士の職場に転職することもできます。
管理栄養士の転職先で多いのは以下の通り。
- 病院
- 介護施設
- 保育園
- 学校
- 行政
委託の経験しかない場合、「未経験だけど大丈夫だろうか」と感じる人も多いと思いますが、大丈夫です。
なぜそういえるかというと、実は私は新卒で病院に入社していましたが、給食の経験がないことにかなり苦労したからです。調理現場での経験がないまま病院の仕事をする中で、知識不足を痛いほど実感しました。
調理現場を知っている管理栄養士は、どこにいっても通用する知識と経験を備えていると考えています。
具体的には…
- バランスのいい食事が瞬時に頭に浮かぶ
- 1日1800kcalの献立がだいたいで想像できる
- 食材それぞれの重さが何となく分かる
- 調理手順が分かる
- 時短のポイントや効率のいい調理方法が分かる
- 嚥下食の作り方が分かる
- 嚥下食の硬さやとろみ具合が分かる
- 治療食の調理・献立ポイントが分かる
- アレルギー対応方法が分かる
- アレルギー食品の知識がある
- コストを下げる方法が思い浮かぶ
思いついたことを挙げてみました、他にもたくさん活かせる委託給食での知識や経験があります。これらは、委託を経験していると普通のことですが、実際に経験していない人は中々できないことも多いです。
そういった経験から、委託給食での経験は、管理栄養士としての基礎となり、転職時にも大いに役に立つと言えます。
管理栄養士じゃない仕事
管理栄養士ではない仕事への転職を考える人もいるでしょう。委託給食でとてもしんどい思いをして、一回この業界から離れたいと思う気持ちも分かります。
管理栄養士は国家資格なので、一度とってしまえば、ずっと使える資格です。一度管理栄養士から離れてみて、もう一度管理栄養士に挑戦することもできるので、管理栄養士じゃない仕事をしたい人は挑戦してみましょう。
異業種への転職は☟こちらの記事でも解説しています。興味のある方はぜひ見てみてください。
異業種へ転職を考える管理栄養士必見!栄養士を辞めるメリット・デメリット
ただし、管理栄養士から1度離れると、再就職しにくいという声があるのも確かです。決断する前に、よく考えてみるのは必須です!転職エージェントで、1度プロのアドバイスを聞いてみるのも、とても参考になると思います。
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まとめ:委託管理栄養士からの転職はキャリアの好機となる
この記事では、辞めたいと思った委託栄養士さんが今の状況から抜け出せる解決法を書きました。
要点をまとめると以下の通り。
- 委託管理栄養士はつらい職場が多い
- つらい職場は辞めてもOK
- 委託からの転職は多くのチャンスを秘めている
委託給食の経験は、管理栄養士にとって基礎となる素晴らしい経験です。
自分のできることを整理し、新しいことに挑戦してみることが大事です。
その近道として、転職エージェントに登録し、プロからのアドバイスをもらうことで、次のキャリアに繋げやすくなります。転職エージェントは、だれでも無料で相談できるので、希望の転職先によって使い分けましょう。
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