管理栄養士に向いていないと思った人へ。今後どうするべきか教えます。

そう思ったことはありませんか？

私は管理栄養士として働きだした1年目にすぐ思いました。管理栄養士の資格を取ったので、そのまま働いているけど、向いてないことに気づき悩んでいる人も多いと思います。

この記事では、管理栄養士に向いてないと思ったときにどうすればいいか、を私の経験をもとに解説します。

この記事を読めば、今後自分はどうしていけばいいのか、方向性を決めることができるでしょう。

管理栄養士の仕事に不安を感じている人は最後まで読んでみて下さい。

管理栄養士に向いてないと思う理由5つ

管理栄養士に向いてないと感じる場面って、いろいろありますよね。私が実際に働いてみて「自分は管理栄養士に向いていない」と感じた場面は次の通りです。

栄養指導やりたくないと思ったとき

私は正直に言うと、栄養指導をやってみて「やりたくない」と思ってしまいました。なぜなら、人見知りで初対面の人と話すことに苦痛を感じたからです。また、患者さんの食事内容を聞いても、具体的な改善方法の提案が思い浮かびません。

管理栄養士は栄養に関する指導や助言をすることが仕事なので、「自分、管理栄養士に向いてないわ・・・」と感じました。（参照：栄養士-職業詳細｜job tag｜厚生労働省）

患者さんとうまく話せないとき

患者さんの食事中に喫食の様子を見に行くことありますよね。私は人見知りもあり、そういった場面でうまくコミュニケーションをとるのが苦手でした。患者さんにうまく話しかけることもできないし、「何を見ればいいのかよくわからない」と思ってしまいました。

本当に向いてないですね・・・。

自分の食生活がひどいとき

私は元々食に対する関心があまりなく、料理も一切していませんでした。一人暮らしをしていましたが、ほぼ毎日夕食はコンビニ。

仕事中は、管理栄養士として患者さんに「食事に気をつけましょう」と言っているのに、自分の食生活はあまりにひどいため、人にアレコレ言う資格ないな・・・と常々感じていました。

人間関係に悩んだとき

管理栄養士は給食管理をやる中で、従業員を動かす力が求められます。

パートのおばさん達に反抗され、指示通りに動いてもらえないとき、リーダーシップ力のなさに管理栄養士に向いてないな・・・と感じました。

仕事が楽しくないとき

総じて管理栄養士の仕事が楽しいと思えない時ありませんか？

長時間労働や人間関係などしんどいことが重なると「なんでこの仕事続けているんだろう？」「管理栄養士って全然いい仕事じゃないな」と思ったときは、自分は心底「管理栄養士に向いてない」と感じました。

管理栄養士に向いていないと悩んだときの対処法

こんなにも管理栄養士に向いてないと思っていた私ですが、なんと11年も続けていました。そして少し形は違えど、今も管理栄養士として仕事をしています。自分でも本当に驚きです。

では、なぜ向いてないと思っていた私が11年以上も管理栄養士を続けてこれたのか？を解説します。

他にやりたい仕事もなかった

私が長く続けてこれたのは単純に、管理栄養士を辞めて他にしたいと思える仕事がなかったからです。もし他に何かしたいことがあれば、管理栄養士は続けていなかったと思います。

元々、栄養学に興味があって管理栄養士の大学に進学したので、他の仕事よりは興味はありました。また、頑張って勉強した国家資格なので、無駄にするのももったいないと思い、続けてきたのが本音です。

管理栄養士に向いていないと思ったら、まずは他にやりたい仕事を探してみることをお勧めします。何かほかにやりたいことがあれば、そちらの道に進めば良いと思います。

向き不向きは経験でカバーできる

向いてないと思ったからと言って、じゃあその仕事は辞めた方がいいのか？というと決してそういうわけではないです。日々の仕事に一生懸命取り組んでさえいれば、向いていない人でも経験がついてきて、いずれ向き不向きは気にならなくなります。

私も最初こそ、向いてないことで悩んでいましたが、経験が増えていくにつれ、向いてないということに、こだわらなくなりました。

管理栄養士に向いていないと思ったら、とりあえず経験を増やしてみることも大事です。

仕事の内容を変えてみる

向いてないと思ったら仕事の内容を変えてみることもおすすめです。管理栄養士の中でも、仕事の種類はいくつかあります。

例えば、私は最初病院で就職したので、栄養指導がメインの仕事でした。しかし、その後委託給食に転職しました。病院での仕事と、委託給食の仕事はまったく仕事内容が異なり、委託給食では給食管理を行います。やってみると給食管理のほうが私は楽しいと感じたのです。

管理栄養士に向いていないと思ったら、仕事の内容を変えてみてから判断するのもいいと思います。

一度管理栄養士から離れてみるのもアリ

管理栄養士に向いてないことが苦痛になってしんどい人は、一度管理栄養士の仕事自体から離れてみるのもアリです。

違う仕事をしてみることで、「管理栄養士を辞めてよかった」と思うかもしれないし、逆に「やっぱ管理栄養士にもう一度挑戦したい」と思うかもしれません。

一度辞めてしまっても、管理栄養士は国家資格なので再チャレンジできます。

管理栄養士は人手不足の職場も多いので、未経験OKの求人もよくあります。

転職を検討する人は、一度転職のプロに相談してみましょう。

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まとめ：向いてなくても続けるかどうかはあなた次第

この記事では、管理栄養士に向いてないと思った人がどうするべきかを解説してきました。

要点をまとめると以下の通り。

すべての人が向いている仕事をしているかというと、そうではありません。私も向いてないと思いながらも11年も管理栄養士を続けてきました。それでいいんじゃないかなと思っています。

でも、本当にしんどい人は管理栄養士から違う職種に変えてみるのも全然アリです。

自分がこの先どうしたいか、の気持ちを尊重しましょう。

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