管理栄養士が年収100万アップに成功した転職法!交渉術と実体験を公開

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  • 転職したいけど年収は落としたくない
  • 転職で年収アップはできるの?
  • 実際に管理栄養士で年収アップに成功した方法を知りたい

こういった悩みを抱えていませんか?

管理栄養士は給料が低い職種なので、今の年収に不満を感じている人も多いと思います。年収を増やすために転職は有効ですが、リスクがあることも確かです。

しかし行動しないままだと、給料に不満を持ったまま仕事を続けていくことになります。

そこでこの記事では、私が実際に管理栄養士の転職で年収100万アップに成功した方法をお教えします。

この記事を書いた人

キャロット

  • 管理栄養士経験10年以上(病院3年、委託給食8年)
  • 栄養指導、献立作成、工場立ち上げの実務経験あり
  • 最高役職:課長補佐
  • 金に目がない、管理栄養士でも高年収をあきらめたくない
  • 転職で年収100万アップを実現

結論からいうと、転職で一番給料アップに重要だったは「給料交渉」でした。

これから転職を考えており、「年収をできるだけアップさせたい」と思っている管理栄養士は、ぜひ最後まで見てください。

目次

管理栄養士で年収が100万上がった転職の詳細

まずは、私の年収が100万上がった転職の詳細について説明します。

基本情報は以下の通り。

  • 転職時の年齢:27歳
  • 前職の勤続年数:3年
  • 転職回数:2回目の転職(転職先で3社目になる)
  • 転職理由:
    ①上司のパワハラに耐えられなくなった
    ②給料が低い上にサービス残業が多い
    ③仕事の成果が評価されにくい環境

転職前と転職後の情報は以下の表にまとめました。

転職前転職後
業界委託給食委託給食
企業規模病院グループ法人の小企業大手傘下の中企業
役職リーダー主任
年収338万429万
月給22万30万
仕事内容献立作成、検品作業、衛生管理、事務作業 他工場立ち上げ、献立作成、事務作業、衛生管理 他

上の表の通り、転職後に月給は8万アップし、年収が90万アップしました。この翌年に、年収が437万になったので、結果的に100万アップになりました。

☟実際の源泉徴収票の写真です。給与・賞与の支払金額が年収になります。

令和元年は転職をした年で、前職と転職後の給与が混在しているため、平成30年と令和2年の源泉徴収票を比較しています。

キャロット

転職方法は、少し内容がややこしいので詳細は控えますが、スカウトに近い感じでした。

年収100万アップに成功した5つの理由

私が管理栄養士の転職で年収100万アップを実現できた理由は以下の5つです。

  • まったく同じ業種への転職
  • 前職での実績アピールに成功した
  • 1ランク上の役職への転職
  • 入社早々大きな仕事を請け負った
  • 給料交渉に成功した

まったく同じ業種への転職

まず、私が転職で年収100万アップを実現できた理由の1つは、まったく同じ業種への転職だったことです。委託給食でも給食運用方式はいくつかありますが、前職・転職後ともにニュークックチル方式でした。

ニュークックチル方式は、委託給食の中でも珍しいので、知識と経験があることは希少性が高いです。

そのため、即戦力として判断してもらえたことが、年収アップに大きな影響を与えたと考えています。

ニュークックチルとは?

前職での実績アピールに成功した

私が転職で年収100万アップできた理由の2つ目は、前職での実績をうまくアピールできたことです。具体的には以下の内容を評価してもらえました。

  • 病院管理栄養士の経験
  • ニュークックチルの献立作成経験
  • 厨房業務全体を把握している点
  • 運用方法の課題への見解

これまでの経験がアピールできたことで、期待を持ってもらえたのではないかと感じています。

1ランク上の役職への転職

私が転職で年収100万アップできた理由の3つ目は、1ランク上の役職への転職だったことです。

前職:リーダー ⇨ 転職後:主任

役職が上がったことで手当も増え、その結果、大幅な給料アップにつながりました。

入社早々大きな仕事を請け負った

私が転職で年収100万アップできた理由の4つ目は、入社後すぐに大きな仕事を任されたことです。

入社後すぐに、ニュークックチル工場の立ち上げを担当しました。工場立ち上げは、顧客との取り決めやスタッフへの教育など、準備事項がたくさんあり、大変な仕事です。

これまでの経験を評価していただき、大きな仕事を任せてもらえたことが、給料アップにもつながったと感じています。

給料交渉に成功した

私が転職で年収100万アップできた理由の5つ目は、給料交渉に成功したことです。実はこれが年収アップに大きく影響しました。

転職時、最初に提示された月給は25万円で、転職前の月給22万円より確かに給料アップはしていました。しかし、条件や契約書をよく確認していると、「ボーナス支給は2年目から」という内容がありました。そこで、

転職前の筆者

月給は確かに上がりますが、現在提示されている給料では、1年目の年収が今よりも下がってしまいます

と伝え、給料交渉を行いました。

この転職はスカウトのような形で進んでおり、「前職の給料より下がらないよう担保します」という条件が前提でした。

その結果、主任の役職付きで月給30万へ給料アップになりました。

この経験から、転職時の契約条件は必ずしっかりと目を通しておき、もし矛盾点や不明点があれば転職前にきちんと確認することをおすすめします。


以上5つが私が管理栄養士で年収100万アップに成功した方法です。

  • まったく同じ業種への転職
  • 前職での実績アピールに成功した
  • 1ランク上の役職への転職
  • 入社早々大きな仕事を請け負った
  • 給料交渉に成功した
キャロット

給料交渉については、申し出を非常に悩みました。しかし、「もしチャンスがあるなら」と、思い切って交渉に踏み切ってみて、本当に良かったです。

転職で年収100万アップしやすい人の特徴

管理栄養士の転職で年収100万アップをしやすい人の特徴は、以下の3つです。

  • 年齢が20~30代
  • 現在の年収が300万前後の人
  • 即戦力になる職場への転職を希望する人

年齢が20~30代

転職で年収100万円アップしやすい人の特徴の一つは、20~30代の年代です。この年代は、キャリアに伸びしろがあり、企業から将来性を大いに期待されるため、転職市場で有利に働きます。

厚生労働省が行った転職者実態調査によると、20~30代の転職者のうち、40%以上年収が増加したと回答しています。

特に、この年代の管理栄養士は給与が比較的低いことが多いため、転職を通じて大幅な年収アップを実現できる可能性があります。

管理栄養士の給料事情

キャロット

給与が低いという点は、転職によって大幅な年収アップを狙えるチャンスとも言えます。

現在の年収が300万前後の人

管理栄養士の転職で年収100万アップしやすい人の特徴2つ目は、現在の年収が300万前後の人です。年収が元々高い人ほど、たとえ転職がうまく成功しても年収100万アップは難しくなります。

現職の年収が300万前後の人は、大幅な年収アップを狙いやすいと言えます。

キャロット

私も、前職の年収が300万ちょっとと低めだったので、年収100万アップが叶いました。

即戦力になる職場への転職を希望する人

転職で年収100万アップしやすい人の特徴3つ目は、即戦力として活躍できる職場への転職を希望する人です。同じ仕事内容の職場への転職であれば、前職で培った経験やスキルをそのまま活かすことができ、即戦力として期待されやすくなります。

管理栄養士の転職では、例えば「委託給食」から「病院」のように、今までと違う職場を選ぶ人も多いですが、この場合、新しい業務を一から学ばなければならず、即戦力として活躍するのが難しくなります。

そのため、年収アップを実現するためには、自分の経験がすぐに活かせる職場に転職することが非常に有効です。

転職で年収100万アップを目指す管理栄養士に伝えたいこと

私が転職で年収100万アップした経験を受け、今から転職で年収アップを目指す管理栄養士に伝えたいことは次の3つです。

  • 自分が出来ることの把握が重要
  • 自分の価値を低く見積もらない
  • 転職エージェントは使った方がいい

自分ができることの把握が重要

年収アップを狙うには、自分の強みをしっかり把握し、アピールすることが重要です。

特に大幅な年収アップを目指すなら、ライバルとは異なる、自分だけの特別な強みを見つけ、それをアピールすることがカギです。

そのため、納得いくまで自己分析を行い、自分の強みを明確にすることが大切です。

管理栄養士の自己分析のやり方

自分の価値を低く見積もらない

年収アップを狙うには、自分の価値を過小評価しないことも大切です。

キャロット

私も実際に、転職で給料交渉をする際、「私がこんなことを言ったら図々しいと思われるのでは?」とかなり迷いました。

しかし、最終的に判断するのは自分ではなく相手側です。自分で勝手に「無理だろう」と決めつけて、挑戦すらせずに諦めてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。

だからこそ、自分の価値を低く見積もらず、自分の強みを積極的にアピールしましょう。

転職エージェントは使った方がいい

年収アップを目指すなら、転職エージェントは活用した方が良いです。転職で成功するために年収交渉は欠かせません。転職エージェントを利用すれば、給料交渉をプロに任せることができます。

キャロット

私はエージェントを利用せず、自分で交渉しなければならなかったため、非常に大変でした。

新しい職場に「もっと給料を上げてほしい」とお願いするのは、かなりの勇気が必要で、精神的な負担も大きいものです。転職エージェントを利用すれば、自分で交渉しなくても良いため、転職の負担を大幅に減らすことができます

特に交渉が苦手な方には、転職エージェントの利用をおすすめします。

また、転職エージェントが扱う求人は、ハローワークよりも高い給与の求人が多いという点も見逃せません。この詳細については、こちらの記事で確認できます。転職エージェントのメリット

まとめ:管理栄養士でも転職で年収100万アップはできる

この記事では、私が管理栄養士の転職で年収100万アップに成功した方法を解説しました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 即戦力になる職場への転職が年収アップを狙いやすい
  • 他人とは違う自分の強みを積極的にアピールする
  • 転職時の給料交渉は超重要!
  • 20~30代、年収300万前後の人は年収の大幅アップを狙いやすい
  • 転職エージェントをうまく利用しよう

決して簡単ではありませんが、管理栄養士でも、転職で年収100万円アップは十分に可能です。

まずは自分のキャリアプランについて考えることや、情報収集することから始めてみましょう。

いち早く良い求人を知りたい方は、転職エージェントに登録だけでもしておくことがおすすめです。

自分に合った求人の紹介をいつでも受けれる状況にしておきましょう。

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