管理栄養士「もう、つらい…」今すぐ辞めるべき理由と次のステップ

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管理栄養士がつらい…

こういった悩みをかかえていませんか?

管理栄養士を目指して今まで頑張ってきて、やっと夢の管理栄養士として働くことができた。でも実際に働いてみると、つらいことが多い。こう思うことは決して珍しいことではありません。

管理栄養士の職場は残念ながら、つらい環境であることが多いです。

まりすけ

私は今までに11年管理栄養士として働き、病院や委託給食を経験してきました。そのうちの6年間、毎日がつらいと思いながら働いていました。なので管理栄養士のつらい想い、とてもよく分かります。

この記事では、管理栄養士の私が実際に経験した以下の内容を紹介します。

  • 管理栄養士のどんなことに辛いと思ったのか
  • つらい現状をどう乗り越えてきたのか
  • つらい仕事を続けた結果どうなったのか

この記事を読むことで、今つらいと感じている管理栄養士さんが、今後どうするべきか考えるきっかけになれればと思います。

つらい日々から抜け出したい人は最後まで見てください。

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目次

管理栄養士がつらい理由

管理栄養士にはつらいことがたくさんあります。実際に私が管理栄養士として働いて、つらかったことは以下の通りです。

労働環境の負担

管理栄養士の職場では、労働環境が厳しく、負担の大きい環境が多いのが現実です。具体的には、以下のような状況が挙げられます

  • 朝から夜まで立ちっぱなしの勤務
  • 重い食材や器具を運ばなければならない
  • 調理場や洗浄室の高温多湿な環境での作業
  • 冷蔵庫や冷凍庫での寒さに耐えながらの業務
  • 仕事量が多すぎて残業が当たり前に
  • 残業はほぼすべてサービス残業として扱われる
  • 慢性的な肩こりや手荒れなど、身体的な苦痛に悩まされる

実際、私自身もこのような過酷な職場環境を経験し、「肉体労働すぎる・・・」と想像とのギャップにしんどさを感じました。

最初は一生懸命がんばるのですが、仕事を長く続けていると、「このままこの仕事を続けることへのつらさ」を感じるようになっていました。

人間関係のストレス

管理栄養士の職場では、人間関係のストレスを感じることが多いです。具体的には、以下のような人間関係に悩まされることがよくあります。

  • 患者さん
  • 他職種のスタッフ
  • 管理栄養士の上司
  • 厨房スタッフ

私自身も、これらすべての人間関係に悩みを抱えていました。

患者さんは年上の方が多く、接し方に戸惑いを感じることがありました。

他職種のスタッフとは、こちらから積極的に話しかけなければならないことが多く、冷たくされると傷ついて、次第に話しかけることに躊躇してしまうこともありました。

管理栄養士の上司には、時に理不尽な仕事を振られることがあり、厨房スタッフからは文句を言われることもありました。

こんなふうに、うまくいかないことが続くと、「一生懸命やっているのに、どうして報われないのだろう」と感じ、次第に「つらい」という気持ちが強くなっていました。

仕事のプレッシャー

管理栄養士の仕事では、プレッシャーや責任を感じることが非常に多いです。具体的には、以下のような内容が挙げられます。

  • 患者さんの健康を左右する栄養指導
  • 常に時間に追われる調理業務
  • 提供する料理が命に関わるアレルギー対応
  • 判断が難しい食事・栄養管理

どの業務も一つでもうまくいかないと、患者さんや他の人々に大きな影響を与えてしまうため、常にプレッシャーがかかります。

また、管理栄養士は厨房の業務にも責任を持っているため、その重い責任感がストレスの原因となることもあります。

さらに、これらの業務では、ミスをせずに仕事をこなすことが当然とされるため、うまくいっても感謝されることは少なく、逆にミスをするとかなり厳しく叱責されることが多いです。

このような環境で働く中で、仕事の負担は大きいのにやりがいを感じられず、自己評価が低くなっていました。

まりすけ

とくに労働環境と人間関係はうまくいかないと、悩みの種になってしまうことが多かったです。

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つらいを乗り越えた方法

管理栄養士の職場には、つらい環境が多いのが現実です。しかし、私はその中でも6年間、管理栄養士として働き続けることができていました。

どのようにして「つらい」を乗り越えていたのか。その理由は、以下のことからです。

経験を積み専門性を高める

まず、私は経験を積んで専門性を高めることを目標にして取り組みました

入社した当初から「つらい」と感じることが多かったのですが、そこで自分に言い聞かせたのは、「初めての仕事だし、知らないことも多く、経験が少ないから仕方がない」と思うことでした。

それでも、どんなに辛くても、「成長すれば、このつらさも乗り越えられる」と信じて、前向きに取り組み続けました。

相談できる人を見つける

つらいと感じたときには、相談できる人を見つけることが非常に大切です。たとえ1人でも良いので、信頼できる人を見つけましょう。

相談相手は、仕事を共にする仲間でも良いですし、家族や友人でも構いません。その中でも、できるだけ仕事の内容を理解してくれる人が理想です。

例えば、同じ職場で働く同僚や、同じように厳しい職場環境で頑張っている管理栄養士の友人などが挙げられます。

私自身は、1つ下の後輩とよくお互いに仕事の相談をしていました。つらいことがあっても「もっとこうした方が良いかな?」と意見を交換したり、励まし合ったりすることで、一人で抱え込まずに済み、支えになりました。

つらい日々を続けた後に分かったこと

仕事がつらいと感じながらも、そんな状況の中で私は管理栄養士を続けてきました。

つらい環境が続きましたが、実は転職をすることによって、その状況は簡単に一変しました。

新しい職場になると、労働環境・人間関係に感じていたストレスは一切なくなり、仕事を楽しめる環境に変わっていました。

つらい状況から抜け出した後に分かったことは以下の通りです。

得たものよりも失ったものの方が多い

つらく、しんどいと感じながらも、管理栄養士としての仕事を続けてきましたが、今振り返ると、得たものもある一方で、失ったものの方が多いのではないかと思います。

社会人になってからの6年間、22歳から28歳の時期は、最も自由で楽しい時期であったはずなのに、仕事のせいでその時間を犠牲にしてしまったように感じるからです。

というのも、その頃は常に仕事のことを考え、家に帰ってからも、休日も仕事や勉強に追われる日々が続いていました。

もちろん、その勉強は自分の成長に繋がっており、無駄ではありません。

人間関係に悩みながらも耐えたり、過剰な仕事量でサービス残業が続いたりしてきたことは、自分の時間を犠牲にしていたと感じてしまうのです。

そのため今になって振り返ると、失ったものの方が多かったのではと感じています。

早く辞めれば良かった

今振り返ると、つらいときには自分の気持ちを最優先にし、もっと早く辞めて転職すればよかったと感じています。

つらい状況で頑張り続けると、正常な判断ができなくなってしまうこともあります。

私はサービス残業(月70時間以上)が続いた時期、当時は「客観的に見れば、今の職場はブラックだと思われるかもしれないけど、ここはブラックではない」と思っていたのです。

この思考、今考えるとおかしかったと感じます。

ブラックな職場にいる状況で、それをブラックだと認識できているうちはまだ良いのですが、ブラックであることに気づかない場合、感覚がにぶっている可能性があります。そうなると、ただ仕事に搾取されるだけになってしまいます。

だからこそ、本当に辛いと感じたときは、早めにその職場から離れることを真剣に考えるべきだと思いました。

こんなアドバイスは聞かない方が良い

つらい状況のとき、誰かに相談することがあると思いますが、場合によっては聞かない方がいいアドバイスがあります。

以下のような内容は参考にしないことをおすすめします。

管理栄養士の職場はどこも一緒

「どこの職場も一緒」とよく言われますが、これは絶対に違います。仕事内容は一緒でも、職場の人数や運営方法、考え方によって、仕事環境は大きく異なります。

実際、私自身が職場を変えたことで、全く新しい働き方を経験しました。委託から委託への転職で、仕事内容はほぼ同じでしたが、組織が変わると上司の考え方や、管理栄養士としての役割が大きく変わりました。

「どこの職場も一緒」という言葉は信じず、つらい環境にいるなら、勇気を持ってその環境から離れ、新しい職場に飛び込むことが重要です。

石の上にも三年

「石の上にも三年」という言葉はよく耳にしますが、必ずしもすべての状況に当てはまるわけではありません。

確かに、経験を積むことで学べることもあります。それは自分のスキルや経験によって解決できることです。

しかし、もし人間関係組織のブラックな体質に悩んでいるのであれば、三年続けても苦しい状況が続くだけで、改善される可能性は低いです。

だからこそ、「石の上にも三年」に縛られず、つらいと感じた時には、自分の気持ちを大切にし、無理に我慢せずに次の選択肢を考えることが大切です。

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つらい管理栄養士の職場から抜け出した人はたくさんいる

逃げるは恥だが役に立つ」という言葉もありますよね。

問題と向き合わず逃げるのは普通に考えると恥ずかしいが、逆にそれが最善の解決策になることがある

という意味です。
実際に行動してつらい職場から抜け出した人はたくさんいます。

転職は逃げではなく挑戦

つらい状況の時に転職を考えると、逃げではないか?と思ってしまう人もいると思いますが、決して逃げではありません

転職は新しいことへの挑戦です。

転職のメリット

つらい職場から転職することには、以下のようなメリットがあります。

  • 職場環境の改善
  • 人間関係の改善
  • プライベートの充実
  • キャリアアップの機会
  • 給与や待遇の改善
  • ストレスの軽減

転職は、☝これらの効果が期待できます。

特に転職経験がない方にとって、新しい職場で働くことは、今の職場を客観的に見直す良い機会となります。

私自身も転職後、以前の職場では当たり前だと思っていたことが、実はおかしな習慣だったと気づくことが多々ありました。

転職の際に重視すべきポイント

今、つらい職場で働いているからこそ、次の職場でどのような環境を求めるのか、

重視すべきポイントを明確にしておくことが重要です。

もしこの点が曖昧なまま転職を決めてしまうと、また同じような環境で働くことになってしまう可能性があります。

例えば、厨房業務がない、月収25万以上、休日数110日以上など

自分が前向きに働けるためには、どんな環境が必要かをしっかり考え、明確にしておきましょう。

つらい職場から抜け出すステップ

つらい職場から抜け出すステップは以下の通りです。

1. 転職のプロに相談する

まずは、転職のプロに相談することをおすすめします。転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーと相談でき、自分が求める職場環境や仕事内容を明確にし、適切なアドバイスを受けることができます。

自分の現在の辛い状況が一般的なものなのか、転職によって改善できるのかを専門家に相談するのも有効です。

ただし、管理栄養士は専門性が高い職種ですので、管理栄養士に特化した転職エージェントを利用するのが最適です。

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2. やりたい仕事を見つける

次に、自分が本当にやりたい仕事を見つけましょう

キャリアアドバイザーに希望を伝えると、それに合った求人を紹介してもらえます。やりたい仕事が見つかれば、今のつらい職場に執着する理由もなくなります。

興味がある仕事を見つけたら、あとは実際に転職活動を進め、行動に移しましょう。

3. 退職を申し出る

次の職場が決まったり、転職の決意が固まったら、つらい職場に退職の意思を伝えましょう

もし、退職を受け入れてもらえなかったり、もめる可能性がある場合は、退職代行サービスを利用する選択肢もあります。

特に管理栄養士の職場は人手不足のところが多く、

上司

代わりの人を見つけてきてほしい
次の人が決まるまで続けてほしい

などと言われ、なかなか辞めさせてもらえないことがあります。そのような場合には、退職代行を利用するのも一つの方法です。

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まとめ:つらさを乗り越え、新たなキャリアを築こう

この記事では、管理栄養士のつらい状況への解決策を、私の経験をもとに解説してきました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 管理栄養士はつらい職場が多い
  • つらい職場で働くことは失うものが多い
  • つらい職場から抜け出すには転職が有効
  • 転職は逃げではなく挑戦

つらい職場で働いていると、自分の時間を無駄にしてしまい、失うものが多くなります。

しかし、自分が仕事を楽しめる職場は必ず他にあります。

つらいことに耐えることにエネルギーを使うのではなく、新しいキャリアのために今がんばってみませんか?

まずは、相談することから始めてみましょう。

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