【管理栄養士を辞めたいあなたへ】後悔しない5つの決断STEP!

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  • 管理栄養士として働いているけど、もう辞めたい・・・
  • 入社したばかりで辞めていいかどうか迷っている
  • 辞めたいけど、後悔はしたくない!

こんな悩みはありませんか?

管理栄養士の職場はハードなところも多く、辞めたいと思うことは多くあると思います。しかし、辞めたいと思ったからといって、何も考えずに辞めてしまうと、今後、管理栄養士としてのキャリアを築くことが難しくなってしまう可能性もあります。

まりすけ

私は管理栄養士として11年病院や委託給食で働いてきました。そのうち3回転職を経験しています。

そこでこの記事では、管理栄養士を辞める前に考えるべき決断の手順を解説します。

記事を読むことで、後悔せずに管理栄養士を辞めることができます。

辞めることのメリット・デメリットをよく理解することが重要です。後悔したくない方は最後まで読んでください。

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目次

管理栄養士を今すぐ辞めてもいいとき

管理栄養士を辞めたいと思ったとき、何も考えずにすぐに辞めてしまうことは危険です。

しかし、以下に当てはまる場合は、今すぐに辞めてもいいときです。

  • 度を越した長時間労働
  • ハラスメントを受けている
  • 悪質ないじめを受けている
  • 何事にもやる気が出ない(★)
  • 憂うつな気持ちが続く(★)
  • 出勤前に体調不良を感じる(★)
  • 食欲不振が続いている(★)
  • 睡眠障害が現れている(★)

とくに★の症状が長期間続く場合、精神的・身体的に強いストレスがかかっている可能性があります。このような状態が続くと、健康を害する恐れもありますので、しっかりと休息を取ることが重要です。

思い切って職場から離れ、心身を休めることをおすすめします。

まりすけ

こういった症状がない場合は、以下のSTEPに進みましょう。

退職を後悔しない5つの決断STEP

管理栄養士を辞めたいと思ったときは、次の手順に沿って考え、本当に辞めてもいいかどうか判断しましょう。

STEP1:辞めたい理由を書き出す

まずは、仕事を辞めたい理由をすべて書き出しましょう。後から追加で記載しやすいように、紙を使うことをおすすめします。

書く内容は、どんな小さなことでも良いです。思いつく限りすべてを書きましょう。自分しか見ないので、汚い字でも、汚い言葉を使っても大丈夫です。

まりすけ

私が管理栄養士を辞めたい理由は以下の通り

  • 上司がイヤ
  • 残業が多い
  • サービス残業
  • 給料が低すぎる
  • 通勤距離が遠い
  • 楽しくない
  • 現場が寒い
  • やりたかった仕事じゃない
  • クレーム対応がいや
  • すべて管理栄養士のせいにされる環境
  • 相談できる人がいない
  • 評価がされない
  • やって当たり前という風土

書き出してみると、「意外と少ないな」と感じたり、「いっぱいありすぎて、どんどん思い浮かぶ」など

何かしらの気づきがあると思います。

STEP2:辞めたい理由の上位5つを決める

仕事を辞めたい理由を書き出したら、上位5つを決めます。なぜ5つかというと、たくさんありすぎる場合、次のSTEPの作業が難しくなるからです。上位5つが、辞めたい理由の中で最も決定的な原因を占めていると言えます。

まずは、特に辞めたい5つを選び、それらを1位~5位まで順位付けしてください。

辞めたい理由がそんなに多くない場合や、めんどくさい場合は、3位まででも大丈夫です。

まりすけ

私の辞めたい理由、TOP5位は以下の通り

  • 1位:上司がイヤ
  • 2位:サービス残業
  • 3位:残業が多い
  • 4位:すべて管理栄養士のせいにされる環境
  • 5位:給料が低すぎる

順位をつけることで、自分の優先順位が明確になります

例えば、上位5つのうち3つ以上が「人間関係」に関連している場合、自分にとって人間関係が重要であることがわかります。

一方で、給料や勤務時間など待遇に関する項目が多い場合は、仕事の待遇が自分にとって重要であることが明確になります。

STEP3:上位5つの解決方法を書き出す

辞めたい理由の上位5つが決まったら、それぞれに対する解決方法を考え、書き出してください

ここで気を付けてほしいのは、「自分のできることだけ」を解決方法として書かないことです。

客観的かつ現実的な解決策を考え、書き出してください。

例えば、給料が低い場合、給料交渉を行うことで解決できる可能性があります。しかし、「給料交渉はしたくないから書かない」という考えは避けましょう。

どんな解決方法が考えられるかを広く考えて、思い付く限り書き出してください。

まりすけ

私の上位5つの解決方法は以下の通り。

  • 1位:上司がイヤ ⇒ ×(解決できない)
  • 2位:サービス残業 ⇒ 残業代の交渉
  • 3位:残業が多い ⇒ 業務の効率化・見直し・100%目指さず70%で終わらす
  • 4位:すべて管理栄養士のせいにされる環境 ⇒ ×
  • 5位:給料が低すぎる ⇒ 昇給の交渉

STEP4:会社の良い所を書き出す

次に、会社の良いところを書き出します。これも、思いつく限り、できるだけ多く挙げてみてください。

「管理栄養士としてどんな経験が積めるか」、また入社を決めた時に「この会社を選んだ理由」も必ず何かあったはずです。そういった理由を振り返りながら、会社の良いところを書き出してみましょう。

まりすけ

私の会社の良いところ例

  • 病院食について学べる
  • 調理技術が学べる
  • 経験年数が少なくても大きい仕事を任せてもらえる
  • 新しいことを取り入れやすい
  • 気の合う後輩がいる
  • 料理がおいしい
  • 正月手当が出る
  • パートのおばちゃんが味方してくれる

「辞めたいのに、なぜ良いところを書き出すの?」と疑問に思うかもしれません。

その理由は辞めた後に後悔しないためです。

今は辞めたい思いが強いため、会社のマイナス面ばかりに目が向きがちです。しかし、実際に会社を辞めた後になって「ここが良かった」と気づくと後悔してしまう可能性があります。


そのため、今のうちに良いところをしっかり認識しておくことが大切です。

STEP5:総合的に判断する

①~④までの手順ができたら、それらを見て「本当に辞めても良いかどうか」総合的に判断しましょう

判断のポイントは、以下の通り。

  • 辞めたい理由と会社の良いところ、どちらが多い?
  • 辞めたい理由は改善策がありそう?
  • 会社の良いところを失っても後悔しない?
  • 辞めたい理由は自分のスキル不足ではない?
  • この会社で経験できることはもうない?

書き出して比べてみると、意外と「良いところ」の方が多い場合もあります。また、まだ自分が今の職場で習得すべきスキルがあることに気づくこともあるかもしれません。

たとえば、委託給食で働いている場合、献立作成や発注、調理など、次の転職に活かせるスキルが多く身に付きます。自分のキャリア目標があり、そのために必要なスキルをまだ習得できていない場合は、もう少し頑張ってみる価値があるかもしれません。

まずは解決すべく行動する

よく考えた上で辞めたいと思ったときには、辞めても大丈夫です。

ただし、STEP3で導き出した解決方法は、辞める前に一度実践してみることをおすすめします。

現状の問題を解決するために行動することは、転職を決断するよりも簡単で、即効性があるからです。解決できるかどうかは確実ではありませんが、もし解決できれば、退職までの間に職場環境が改善されることもありますし、場合によっては退職しなくても良くなるかもしれません。

たとえば管理栄養士の職場では、給料が低いところが多いですよね。そのため、不満を感じている人も多いと思います。しかし、実際に昇給の交渉をしている人は少ないのが現実です。

実際に、「給料が低いことを理由に退職を伝えると、昇給を提案されて退職を思いとどまった」という人が私の周りにいます。

もし少しでも行動できそうなことがあれば、退職する前に試してみることをお勧めします。

辞める前に転職活動をする

それでも辞めることが決まったら、退職を申し出る前に転職先を決めておくことをおすすめします。退職後に転職活動を行うこともできますが、在職中に転職活動をする方が多くのメリットがあるからです。

在職中の転職活動のメリットは以下の通り。

  • 収入面での不安が減る
  • 転職に対する不安が軽減される
  • 退職後に職場が見つからないリスクを避けられる
  • 転職活動に期間的余裕が持てる
  • 現在の職場と新しい職場を比較しやすい
  • 退職を考え直せる

一方、転職先を決める前に現職を辞めてしまうことはデメリットが多いです。

先に辞めてしまうことのデメリット

  • 転職先が決まる前に貯金が減る
  • 転職先がなかなか見つからないと焦りが出てくる
  • 転職先を妥協してしまう恐れがある
  • 退職後の空白期間が長引くリスクがある
  • 精神的な負担が大きくなる

これらの理由により、転職先は退職する前に決めておくことをおすすめします。

とはいえ、仕事をしながら次の転職活動を進めるのは、時間がないし面倒に感じる人も多いですよね。とくに管理栄養士の仕事は、肉体労働で長時間労働のところも多いので、仕事をしながらの転職活動がすごく負担になってしまう気持ちも分かります。

そういった悩みを持つ方は、転職エージェントを利用しましょう。転職活動の負担を大幅に減らすことができます。

転職エージェントは、自分の希望を伝えるだけで、条件に合った求人を紹介してもらえ、面接の日程調整企業の特徴についてのアドバイスも受けられます。

時間が取りづらい人にとって、負担を軽減しながら転職活動を進めることができるので、かなり効率的です。また、すべて無料で利用できるので安心です。
管理栄養士が転職エージェントを使うメリット・デメリット

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転職先が決まったら退職へ動く

転職先が決まったら、あとは会社に退職の申し出をしましょう。

退職手順は以下の通り。

  • 直属の上司に退職の意志を伝える(2ヶ月~1ヶ月半前)
  • 退職届を提出する(2ヶ月~1ヶ月半前)
  • 業務の引継ぎをする
  • 最後の挨拶をして退職

転職先が決まっていると、上司に退職の意志を伝えたときにも、引き留めや引き延ばしなく、比較的スムーズに話を進めやすくなります

退職の際に注意してほしいことは、申し出てから退職する日まで、手を抜かずに今まで通り仕事を続けることです。退職が決まってから実際に退職するまでに、1ヶ月以上の期間があることが多いですが、気が緩んでミスをおこしやすくなる時期でもあります。
最後に悪い印象を与えないよう、気を引き締めて業務に取り組むことが大切です。

そして退職する前は、今まで働いていた職場に感謝の気持ちを必ず伝えましょう。たとえ嫌なことが多かった職場でも、雇ってくれ、給料支払ってくれた会社です。社会人としてのマナーを忘れず、最後まで誠実に行動することで、円満退職に繋がります

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まとめ:管理栄養士を辞める前にしっかり考えることは大事

この記事では、管理栄養士を辞める前に考えるべき決断の手順を解説しました。

要点をまとめると以下の通り。

  • 辞めたい理由を書き出す
  • 辞めたい理由の上位5つを決める
  • 上位5つの解決方法を書き出す
  • 会社のいいところを書き出す
  • 総合的に判断する

実際に、思っていることを書き出してみることで、問題を客観視しやすくなります。

また、解決方法を真剣に考えてみることで、今まで逃げていたことに気づくきっかけにもなります。

後悔しないためには、しっかり問題と向き合って、自分で納得したうえで決めましょう!

それでも迷っている方は、一度転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

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