- 管理栄養士の仕事がしんどくてツライ。
- もう、辞めようかな
- でも辞めて後悔はしたくない
こんな悩みを抱えていませんか?
管理栄養士として働いていると、「辞めたい」と思うことありますよね。

実は私も、最初の6年間は毎日のように辞めたいと感じていたので、その気持ち、よくわかります!
しかし悩み続けるだけでは、時間だけが過ぎてしまい、現状は変わりません。そのため、今一度自分の気持ちをしっかりと整理して考えることが大切です。
そこで、この記事では管理栄養士が辞めたいと思ったときにどう決断するかについて解説します。


キャロット
- 管理栄養士経験10年以上(病院3年、委託給食8年)
- 栄養指導、献立作成、工場立ち上げの実務経験あり
- 最高役職:課長補佐
- 金に目がない、管理栄養士でも高年収をあきらめたくない
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もし辞めたい気持ちが何ヶ月も続いているなら、ぜひ最後まで読んでみてください。
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管理栄養士を辞めたい7つ理由


管理栄養士が辞めたいと思う理由はさまざまです。▼以下はよくある7つの辞めたい理由です。
- 仕事が激務
- 残業が多い
- 人間関係が悪い
- パワハラがある
- やりがいがない
- 向いてないと感じる
- 給料が低い
仕事が激務


管理栄養士の職場では仕事が激務なところも多いです。
その背景には業界全体の人手不足があり、特に厨房業務ではその傾向が顕著です。人手が足りない状況でも、食事の提供は欠かせないため、休日に出勤を余儀なくされる職場もあります。
こうした激務が続くと、心身ともに疲れ果て、辞めたいと思うことに繋がってしまいます。



給食業界の人手不足は本当に深刻です。
残業が多い


残業が多い職場環境は、管理栄養士が辞めたいと感じる大きな理由の一つです。
残業が多い職場では、定時で帰れることはほとんどなく、月に40時間以上の残業が発生することも珍しくありません。長時間の残業が続くと、心身ともに疲労が蓄積され、仕事へのモチベーションが低下します。結果として、退職を考えてしまいます。



私も、朝は早く出勤して夜は遅くに帰る生活が続いていた時「何のために仕事しているんだろう?」と虚無感に襲われることがありました。
人間関係が悪い


人間関係が原因で辞めたいと感じる人は少なくありません。特に管理栄養士の職場は女性が多く、人間関係のトラブルが生じやすい環境でもあります。
人間関係が悪化すると、ストレスが溜まり、辞めたいと感じる原因になってしまいます。



パートさんには高齢のおばさんが多いので、悪口が日常茶飯事なことも多いですよね。
パワハラがある


管理栄養士の職場には、ブラックな環境が存在することも少なくなく、過度な指示や厳しい言動を受けることがあります。
職場に行きたくないという気持ちが強くなり、最終的には転職を考えるきっかけになってしまいます。



私もパワハラ上司に悩んでいた時は、この環境から逃げ出したいと毎日思っていました。
やりがいがない


管理栄養士の仕事にやりがいがないと感じると、モチベーションが保てず辞めたいと思う原因になります。
特に新人の頃は厨病業務で毎日同じような仕事の繰り返し、怒られるばかりで褒められることがないといった環境のこともよくあります。やりがいを見つけられないと辞めたいと感じてしまいます。



私も、やりがいを感じられるまでには時間がかかりました。
向いてないと感じる


管理栄養士に憧れて仕事を始めても、いざやってみると自分の性格や得意・不得意に気づくことがあります。
例えば、チームワークが苦手だったり、人見知りでコミュニケーションが苦手だった場合は向いてないと感じてしまうかもしれません。
そうすると仕事が負担に感じ、続けられなくなってしまいます。



正直私も管理栄養士には向いていないと感じます。
給料が低い


給料の低さは、管理栄養士が辞めたいと感じる大きな理由の一つです。
仕事の負担が確実に増えていく一方で、給料がそれに見合って上がらないことも多いです。不満が蓄積していくと、「このまま続けても意味ないんじゃないか?」と感じる瞬間が増えていきます。



私も仕事はきついのに手取りで16万しかないとき「やってられないな」と感じていました。
管理栄養士の職場別の辞めたい理由


管理栄養士が辞めたいと感じる理由は、職場別でも違いがあります。
病院の管理栄養士の辞めたい理由


病院の管理栄養士には、▼以下のような辞めたい理由があります。
- 栄養指導が苦手
- 他職種との人間関係
- 命に係わる責任の重さ
- 学ぶことが多すぎる
病院の管理栄養士は、患者さんと直接関わる仕事であり、命に関わる重要な役割を担っています。そのため、責任の重さにプレッシャーを感じることもあります。
特に、患者さんや他の職種とのコミュニケーションが苦手な方にとっては、仕事が辛く感じることがあるかもしれません。



私は病院で働いていた頃、仕事のストレスが原因で睡眠障害に悩まされていました。
委託給食の管理栄養士の辞めたい理由


委託給食の管理栄養士には、▼以下のような辞めたい理由があります。
- 仕事が肉体労働
- 長時間労働
- 厨房の人間関係
委託給食の管理栄養士は、厨房業務にも関わることが多いため、リーダーシップが求められます。
厨房スタッフには、なかなか言うことを聞いてくれない個性の強いおばちゃんや、意見が食い違う調理師など、さまざまな人間関係の悩みがつきものです。
こうした悩みが重なると、仕事がいやになってくるかもしれません。



委託給食は本当に人間関係が複雑になりやすい職場です。
特養の管理栄養士の辞めたい理由


特養の管理栄養士には、▼以下のような辞めたい理由があります。
- 仕事量が多い
- 孤独を感じる
特養の管理栄養士は、施設に1~2名しかいないことが多いため、仕事量が非常に多くなることがあります。また、1人で働くことが多いため、相談できる相手がいないこともあり、孤独を感じやすいです。
その結果、辞めたくなる管理栄養士も少なくありません。



頼れる人や相談できる相手がいないのは、特に経験が浅い頃はとてもツライものですよね。
保育園の栄養士の辞めたい理由


保育園の栄養士には、▼以下のような辞めたい理由があります。
- 仕事量が多い
- 厨房や保育士との人間関係
- 給料が低い
保育園の栄養士は、1人で担当することが多いため、献立作成や発注、調理、食育など、業務が非常に多くなりがちです。
また、厨房スタッフや保育士さんとの人間関係で悩むことも多く、子どもが好きでも、環境に耐えられなくなって辞めたいと思ってしまうことも少なくありません。



私の友人の中にも、保育園で働きながら仕事を家に持ち帰っている人が多くいました。
仕事をすぐに辞めても良い時


管理栄養士にはさまざまな辞めたい理由がありますが、▼以下のような場合は、思い切って辞めた方が良い時と言えます。
- 度を越した長時間労働
- ハラスメントを受けている
- 悪質ないじめを受けている
- 何事にもやる気が出ない(★)
- 憂うつな気持ちが続く(★)
- 出勤前に体調不良を感じる(★)
- 食欲不振が続いている(★)
- 睡眠障害が現れている(★)
とくに★の症状が長期間続く場合、精神的・身体的に強いストレスがかかっている可能性があります。



迷わず自身の健康を優先してください。
仕事を辞めないほうが良い場合


逆に、辞めたい理由が▼以下のような場合は、すぐに辞めるのは少し考え直した方が良いかもしれません。
- 結婚による寿退社
- なんとなく働きたくない
辞めたい理由が一時的なものであれば、経験を積んだり、時間が経つことで改善できることも多いです。



特に「なんとなく辞めたい」と感じている方は、次に紹介する決断のステップを試してみてください。
退職を後悔しない5つの決断ステップ


管理栄養士を辞めたいと思ったときは、次の手順に沿って考え、本当に辞めてもいいかどうか判断しましょう。
辞めたい理由を書き出す


まずは、今の仕事を辞めたい理由をすべて書き出してみましょう。後から追加で記載しやすいよう、紙に書き出すことをおすすめします。



例として、私が前職で「辞めたかったこと」を挙げてみました。
【辞めたい理由】
- 上司がイヤ
- 残業が多い
- サービス残業
- 給料が低すぎる
- 通勤距離が遠い
- 楽しくない
- クレーム対応がいや
- 責任を押し付けられる
- 相談できる人がいない
- 評価がされない
- やって当たり前という風土
書き出してみると、「意外と少ないな」と感じたり、「いっぱいありすぎて、どんどん思い浮かぶ」など何かしらの気づきがあると思います。
辞めたい理由の上位3つを決める


仕事を辞めたい理由を書き出したら、上位3つを決めます。
まずは、特に辞めたい3つを選び、それらを1位~3位まで順位付けしてください。



例として、私の「辞めたい理由TOP3位」を挙げてみました。
【辞めたい理由TOP3位】
- 1位:上司がイヤ
- 2位:サービス残業
- 3位:給料が安い
順位をつけることで、自分の優先事項が明確になります。
優先順位がはっきりすると、辞めたい理由が「対処可能な問題」か「対処が難しい問題」かを判断しやすくなります。
例えば、人間関係に関する悩みの場合、相手を変えることは難しく、相性の問題もあるため、解決するのは簡単ではないかもしれません。
一方で、給料や待遇に対する不満であれば、交渉や状況の改善によって解決の可能性があるかもしれません。
上位3つの解決方法を書き出す


辞めたい理由の上位3つが決まったら、それぞれに対する解決方法を考え、書き出してみましょう。
客観的かつ現実的な解決策を考え、書き出してください。
例えば、給料が低い場合、給料交渉を行うことで解決できる可能性があります。しかし、「給料交渉はしたくないから書かない」という考えは避けましょう。
どんな解決方法が考えられるかを広く考えて、思い付く限り書き出してください。



例として、私の「TOP3位の解決法」を挙げてみました。
【TOP3位の解決法】
- 「上司がイヤ」は解決できない
- 「サービス残業」は残業代の交渉
- 「給料が安い」は昇給の交渉
会社の良い所を書き出す


次に、会社の良いところを書き出します。これも、思いつく限り、できるだけ多く挙げてみてください。
「管理栄養士としてどんな経験が積めるか」、また入社を決めた時に「この会社を選んだ理由」も必ず何かあったはずです。そういった理由を振り返りながら、会社の良いところを書き出してみましょう。



例として、私の「会社の良いところ」を挙げてみました。
【会社の良いところ】
- 病院食について学べる
- 調理技術が学べる
- 経験年数が少なくても大きい仕事を任せてもらえる
- 新しいことを取り入れやすい
- 気の合う後輩がいる
- 料理がおいしい
- 正月手当が出る
「辞めたいのに、なぜ良いところを書き出すの?」と疑問に思うかもしれません。
その理由は辞めた後に後悔しないためです。
今は辞めたい思いが強いため、会社のマイナス面ばかりに目が向きがちです。しかし、実際に会社を辞めた後になって「ここが良かった」と気づくと後悔してしまう可能性があります。
総合的に判断する


①~④までの手順ができたら、それらを見て「本当に辞めても良いかどうか」総合的に判断しましょう。
判断のポイントは、以下の通り。
- 辞めたい理由と会社の良いところ、どちらが多い?
- 辞めたい理由は改善策がありそう?
- 改善策は実行に移せる内容?
- 会社の良いところを失っても後悔しない?
- 辞めたい理由は自分のスキル不足ではない?
- この会社で経験できることはもうない?
改めて書き出してみると、意外と「良いところ」の方が多いこともあるかもしれません。また、まだ自分が今の職場で習得すべきスキルがあることに気づくこともあるかもしれません。
良いところと悪いところの両方をしっかりと見極めて、後悔のない選択を考えてみましょう。今の職場で少し頑張ってみるのか、それとも転職を決断するのか。
退職する場合は転職先を見つけておく


しっかりと考えて、退職を決意した場合は、退職に向けて動いていきましょう。ただし、退職を申し出る前に次の転職先を探すことをオススメします。
退職後に転職活動を行うこともできますが、在職中に転職活動をする方がメリットが多いからです。
在職中の転職活動のメリットは▼以下の通り。
- 収入面での不安が減る
- 転職に対する不安が軽減される
- 退職後に職場が見つからないリスクを避けられる
- 転職活動に期間的余裕が持てる
- 現在の職場と新しい職場を比較しやすい
- 退職を考え直せる
一方、転職先を決める前に現職を辞めてしまうことはデメリットが多いです。
▼先に辞めてしまうことのデメリット
- 転職先が決まる前に貯金が減る
- 転職先がなかなか見つからないと焦りが出てくる
- 転職先を妥協してしまう恐れがある
- 退職後の空白期間が長引くリスクがある
- 精神的な負担が大きくなる
これらの理由により、転職先は退職する前に決めておくことをおすすめします。
とはいえ、仕事をしながら次の転職活動を進めるのは、時間がないし、面倒に感じる人も多いですよね。
そういった悩みを持つ方は、転職エージェントを利用しましょう。プロのサポートが受けられるため転職活動の負担を大幅に減らすことができるからです。
時間が取りづらい人にとって、負担を軽減しながら転職活動を進めることができるので、かなり効率的です。また、すべて無料で利用できるので安心です。
まとめ:辞める前によく考えることが大事


この記事では、管理栄養士が辞めたいと思ったときにどう決断するかを解説しました。
要点をまとめると以下の通り。
- 管理栄養士の辞めたい理由はさまざま
- 長時間労働やハラスメント、体調不良の場合はすぐに辞めた方がいい
- 辞めたい理由がはっきりしない場合は一度考え直す
- 5つの決断ステップを実行してみて今後どうするか判断する
- 退職する場合は転職先を先に見つける
管理栄養士の仕事はしんどいことも多いので、辞めるかどうか悩んでしまいますよね。あとから後悔しないようにしっかりと現状を書き出して考えてみることが大事です。
転職を考えている方は▼こちらの記事も参考にしてください。


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